金融政策決定会合 #3

急がなくてもいつかはマイナス金利は解除されるものです。マイナス金利自体は異常な事態であるのはその通りです。そんな異常な事をしてもなお、日本は景気浮揚できなかった事を、しかも何年も何年もやったにも関わらず景気回復出来なかった事実を真摯に考えて欲しい。

金融政策は出来るだけやったが財政政策つまり財務省が真逆な事をやったせいで数十年も景気浮揚はなされなかった。このように語る経済評論家も多いところを見ると2018年の消費税増税はじめ財務省の失策はたくさんありそうです。

マイナス金利解除自体は問題は無いのです。問題はその時期であり、少なくても弱い個人消費が充分に拡大するまでは日銀には緩和政策を続けてほしいと考えています。もう一度言います。解除は今ではありません。

米国は利下げ局面に入るので、日本が利上げとなれば円高からの株安が考えられます。不動産や耐久消費財、車などはローン金利が上がるので消費を冷やす事はあっても消費拡大などするわけないです。

6月には米国が利下げすると云うのがマーケットのおおよその見方です。日銀的にはそうなってから日本が利上げ政策をとれば為替差がハッキリ縮まり円高に不必要な勢いをつけてしまう懸念があります。円高→株安が「日銀のせいだ」と言われたくないということでしょう。

えっ?自分の見栄の為に国民の生活を犠牲に?
これではまた失政による経済危機ではないですか。

日本はかつて800年にわたって内乱し続けた国。政治に絶望したらテロを起こすくらいしか無いのだがお分かりだろうか?言葉としては簡単に「絶望」と書けるが実際には簡単には「絶望」は出来ない。その出来ないはずの「絶望」をもしした人が居たら?それが一人ではなかったとしたら?一個中隊規模で揃えられとしたら?

起きないと思ってますね。トー横に素人売春婦が列をなす貧困の時代です。新宿駅に一時期無くなったダンボールハウスがまた増えて来ましたね。売春婦とホストの殺人事件は当人だけの問題を超えてそういう連中がアナタの知らないところで驚くほど増えている事を示しています。貧困と暴力と無知と打算と価値の投げ売りはアナタのすぐそばで生活しています。自分が襲われないとわからないですか?でもそうなった時は手遅れですけどね。

そういう現状から未来を選択するのが金融政策決定会合決定会合なのですけど。さて、アナタはどっちなんでしょうか?

では、また別の記事でお会いしましょう。

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