回想 : 2012年 恋
ハードディスクのデータ整理をしていたら、Lop Abuse On Somebodyというフォルダが残ってた。残念ながら一部のデータは消してしまったんかなくなってたけど、ほぼほぼ残っていて気がついたら過去のアートワークとか写真とか見直してた。
昔Lop Abuse On Somebodyというバンドをやっていた。結成してすぐ音源制作に取り掛かり、一回のスタジオで一曲は必ず出来てたくらいアグレッシブだった。そして結成してすぐにレコーディングをした。
それがToyとSanctifyだった。
解散までやらない日の方が少ないほど、ロップの代表曲的存在だった。
そん時限定でリリースしたフリー音源のジャケットとポスター。
Twitterにも描いたけどToyのジャケットの入れ方が最悪だな。ミクちゃんの絵への冒涜だなと今ではゲロ反省してる。
結成したということでいかにライブハウスで目立つポスター作るかということで作ったのがこちら。
今でも結構ええ出来やなぁと思ってる。
しかしこうなったきっかけは当時の恋人からの一言だった。
「アー写いらないんじゃない?」
よく見るアー写誌面の上半分にどーんダサいフォントでバンド名ばーんおびただしいツアースケジュールぎゅうぎゅうなポスター作ろうとしていた俺への鶴の一声。
その人は俺よりデザインセンスがあったのだ。
まぁまとめると当時の俺も相変わらずセンス×のパワプロのサクセスなら必ずやり直す必要がある奴だった。
数ヶ月後にSanctifyをリリース。
当時ロップのアートワークはミクちゃんの絵でという決まりがまだなく、アーティストとデザイナー両方気取りたかった俺は無理やり自分でデザイン。
洗剤と集めたフライヤーと写真フィルムを使ってわちゃわちゃしてた。
Sanctify=浄化する=洗剤で過去の記憶をバッシャバシャ。なんて安直な考え...。
でもこのアートワーク、実は結構今でも気に入ってる。なんとなくこの曲にあってるんじゃないすか?知らんけど。
その数ヶ月後、僕たちは1st full albumをリリースした。
フルアルバムって後にも先にもこれが最後だったな。あの時よう9曲も録ったなと。
このアルバムにだけ、唯一俺の残、、、味のあるボーカル付き音源が2曲入ってた。
エンジニアは確かjizueのギターの井上さんだったな。すごいアンビ感ある仕上がりでこれまた意外といい。
ジャケットは前回のToyの反省踏まえて絵には文字を入れず、プラケースの間から見えるというオシャレ仕様に。
しかしポスターで懲りずにまた文字ドーン。
レイアウトも今見たら酷すぎるな、、、
さらにまた俺のアーティストぶりたい欲が爆発し、ジャケット買った人にだけわかる、謎のブックレットも入れていた。
ミクちゃんとの合作、と言えば聞こえはいいが今見たらまた迷惑行為極まりないなと、、、
あの時(今でも)はほんとバカだった。
このアルバムを提げたツアーファイナルもポスターを作った。
これはまだマシだな、、、
このイベントの前にピエラーと出会い、イベントにも出てもらった。
楽しかったな。天然キャラつけられて、打ち上げで俺が喋るだけでみんなに笑われてた。
振り返ると荒削りなものばかりだけど、あの頃の全力投球のデザインと音源、悪くないなと思いました。
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