見出し画像

想定問答 ~法人~事業承継・株の移転・M&A

僕が勉強をしていた際に想定していた質問や、過去の先輩方が経験した質問の一部をアップしてみます。回答は保証できないので、ご自身で答えを探してみてください。
事業承継等はQ&A等から拾っているものもあるので、面接では深く問われないところも加えているかもしれません。自分の理解を深めるために、わざとつくった質問なので、こんな部分は問われないだろうと思う方は無視していただいて結構だと思います。
この制度はこんな制度だったよなぁ…という感じだと、きちんと言葉にして説明することが難しいのが分かると思います。今後、法改正等も行われると思うので、あくまでも当時の参考として利用してください。

「事業承継、株式の移転」
では問題点を解決するためにどのような提案をされますか?
 (→後継者であるCさんへの事業承継として、長男が経営権を確保できるよう、Aさんが保有している株式を長男に移転することを提案します。という回答をするケース)
・株式の移転の方法はどうしますか?
・生前贈与ではどのような方法がありますか?
・暦年贈与とはどういう制度ですか?
・相続時精算課税制度というのはどんな制度ですか?
・相続時精算課税制度を使用した場合、相続のときにはどうなりますか?
・最終的に加算されてしまうなら、相続時精算課税制度ってあまり意味がないの?
・税制大綱にて、この暦年贈与と相続時精算課税制度が変更となることが決まりました。具体的にはどのようになるか説明できますか?
・贈与ではなく、AさんからCさんへ株を売買するとき、どういった点が問題になりますか?
・株式を売買したとき、発生する税率は?
・売買価格が時価よりも低額な時はどうなりますか?
・時価とは具体的にどのような価格ですか?
・この会社は(大・中・小)会社ですが今回の株価はどのように評価しまか?
・株式の贈与にあたり税負担を減らすための対策はありますか?
・それはどのような制度ですか?
・一般と特例がありますよね。違いは何ですか?
・この制度を利用した場合のメリットとデメリットはなんですか?
・特例経営承継期間は何年ですか?
・特例の適用にあたって何か留意点はありますか?
・その計画で定めることは何ですか?
・実際に贈与を行った後、具体的な手続きを教えてください。
・知事の認定はいつまでに行いますか?
・贈与税の申告はいつまでに行いますか?
・その後の制度利用中の手続きはありますか?
・この税制を使うには後継者の要件があるのだけれど、何かわかりますか?
・贈与ではなく、相続の場合は、後継者の要件はどうですか?
・相続の場合、後継者は平社員で良いのですか?
・制度を利用するときに、一括譲渡しなければならない株式数は?
・贈与の時に2/3の株式を譲渡して特例をつかい、残りを相続で納税猶予の特例を使用することはできますか?
・たとえば、先代経営者である父親が60株、母親が40株を所有する場合は、贈与すべき先代経営者の最低株数は、何株ですか?
・また、その後に行われる母親からの贈与では何株ですか?
・受贈者が2人または3人の場合、贈与すべき株式の最低数はどうなりますか?
・たとえば、発行済株式総数が100株を父親がすべて所有していて、後継者が 長男と次男の2人である場合はどうですか?
・複数後継者による特例承継計画を提出している場合、その贈与の順番は?
たとえば、1位(長男)、2位(次男)、3位(三男)の内容で特例承継計画を提出している場合、まず2018年に次男へ贈与し、次に2019 年に三男へ贈与して、さらに2022年に長男へ贈与するという順番で贈与してもよいですか?
・担保が必要とのことですが、その方法は?
・納税猶予を満たせなくなる場合とは例えばどのようなときですか?
・特例の制度を利用して、5年間守らなければならないことを挙げてください
・最終的に免除されるためには、どのようにする必要がありますか?
・免除を受けることを前提とすると、次世代に再度生前贈与するときはどのようにする必要がありますか?
・相続の場合はどうですか?


「M&A」と「納税猶予」
MAと親族承継で悩んでいるとき、何が一番重要だと思いますか?
・特例を使ったあと、例えば今すぐに、M&Aを実施しますとなった場合、課税関係はどうなりますか?
・特例経営承継期間経過後にMAするときは、何か変わりますか?
・MAで株式の譲渡に関して、発生する税率は?
・MAの際に税額を再計算できるというのはどんな制度ですか?
・経営環境の変化とはどんな状態ですか?
・MA破談の要因は何だと思いますか?
・MAの価格はどのように定められますか?


参考になれば嬉しいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?