しがない2Pickerがレート杯を決めるまで

こんにちは。ルーと申します。
今回はRatings for shadowverse第12期後半戦でレート杯出場を決めることができたので、記念に今までのことを振り返ろうと思います。
以下、オタクの自分語りです。



1.構築を始めたキッカケ

 2018年3月、私は高校2年生の最後の月に、受験勉強のために、一度Shadowverseを引退し、親に1年間スマホを預けていました。カードパック的には、CGSを最後に引退でした。CGSの次のDBNでは、チョイスという新能力が発表され、Shadowverseへのモチベは高いまま引退したので、引退中の1年間、「絶対に合格して復帰してやる」という歯を食いしばる思いで受験勉強を頑張りました。その後、無事に第一志望に合格できたので、悲願のshadowverse復帰を成し遂げられました。
 さて、つまりDBN実装の1年後に復帰したわけです。その環境こそ、まさしくSTR環境でした。まだ構築に興味があった訳ではありませんでしたが、一人暮らしも始まって余裕もできたので、リア友と一緒にES大会に出てみました。ミッドRと聖獅子Bを持って行ったのですが、結果は3-2とボコボコにされました。しかし、その大会をキッカケに少しずつ構築をやり始めました。
 と言いつつも、根は2Pickerなので、9月のアリーナ走ったりしてました。

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 時は経ち、リアルの忙しさも相まって気づいたら2019年12月。ここで、当時、私の知り合いがサブリーダーを務めていたチーム「Ros」の公募が始まります。
私は、STR期の大会が終わってから、構築をやる環境を整えるためにのんびりとチームを探していたのですが、知り合いがいるチームが公募を始めたので、敷居が低いと感じ、応募しました。運よく合格して、やっと構築をやる環境を整えることができました。
 ここからが私の構築人生のスタートです。

2.レート第9期後半戦~第10期(チーム加入前)


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 第9期後半戦はSTR環境でした。前に述べたES大会の調整のために、初めて構築レートをしたのがこの時期でした。あんまりやってない上にひどい戦績です。
 ここまでは覚えているのですが、名古屋OJAベビースターカップと第10期は全くやった覚えがないので、どこからこの30戦が生み出されたのか執筆時の今、困惑しています。
どちらにしろ、チームに入る前の情報不足かつ実力不足の時の戦績でした。
 ちなみに、構築第9期の時は2Pick第3期、構築第10期の時は2Pick第4期でした。2Pickの戦績はこちら。

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バリバリ2Pickメインでした。

3.UCL期地方大会(チーム加入後)

 チーム加入後、リアルのテスト地獄に追われながら、なぜかテスト2日前に行われる地方大会に登録してしまい、過去の自分を恨みながら出た、自身2度目の大会です。
 この大会では、初戦で爆速負けを決め、この調子で負けて帰って勉強しようと思ったら、サブマリンを決めて決勝トナメまで行けてしまいました。
決勝トナメではすぐに負けてしまい、5位タイだったのですが、調整時間が足りなかった割にはいい結果を得られたので、構築のモチベがだいぶ上がりました。
 この大会の詳細は別の記事でも書いているので、リンクを置いておきます。

4.レート第11期

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 大会で5位タイを決めた環境で、構築レートを本気でやり始めた時期です。
 この時の自分はかなり思い上がっていて、大会でもそこそこの成績を残せたし、上位狙えるんじゃないかという甘い考えでやっていたのですが、さすがに思い上がりだけのバカでした。というのも、途中までは72-90という戦績で、20戦ほど負け越し、レートも1300台まで落ちていました。
 いろいろな持ち方を試していたのですが、ここで「ドラアマツ」という持ち方に変えたところ...

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自分でもびっくりの戦績が出ました。直近勝率ゲーだったため、「勝率5割ランクイン」を達成してしまいました。
 この期間に得られた教訓は、

 デッキの持ち方には正解があり、持ち方ひとつで勝率はかなり変わる

ということでした。
 何はともあれ、ランクインを決めることができてまた思い上がった自分は、またやらかします。
 蛇足ですが、この時の2Pickの戦績はこちら。

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これでもまだ2Pickメインです。2Pickメインの癖に、構築に変な自信を持ってしまった末路が次の項目です。

5.DSAL予選

 RosはDSAL未参戦チーム。なので、予選を勝ち上がり、DSALに出場しよう!というのが、レート第11期後のチームの目標でした。
 予選出場メンバーを決める際のレートのランキングは非常に指標になりやすく、私は予選に出場することになりました。私は馬鹿なので、「ランキング乗ったし、当然だろう」などと思っていました。
 しかし、よく考えたら、レート序盤に負け越していた私は、「地力は1mmも無いのに、環境に刺さる持ち方をしただけでランクインしたプレイヤー」です。レートから少しの期間を置いて開催されたDSAL予選で私の残した戦績は「0-3」でした。(実は私が勝っても負けてもチームとしての戦績には影響しなかったので、そこだけには救われました)
 一歩間違えればチームの負けの決定打になっていたこと、何より自分の実力をわきまえていなかったことを非常に申し訳なく思いました。
 この時得た教訓は、

 レートにランクインしたからと言って必ずしも実力がある訳ではない

ということです。当たり前のことですね。当たり前のことに気付くことができて本当に良かったです。

6.レート第12期前半戦

 2020年4月中盤。レートは5月に来るだろうと思っていたし、やることもなかったので、1日3回のノルマを設けてアリーナやってたのですが、ある日、レートが始まる旨のツイートが回ってきました。

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 (やることないからアリーナやってただけなので、アリーナは途中でやめました)

 レートが来るということで、今度はある程度のノルマを定めてやろうと思いました。というのも、今まで自分は2pickに偏ってやっていたので、バランスが取れていなかったし、何より前期の悔しい思いがあったので、構築もしっかりとやろうと思ったからです。
 ということで私が定めたノルマはこれです。

 Pickも構築も1日最低10戦

世の中がコロナ禍に染まっていたし、私自身特にやることもないわ、大学も途中までないわで暇だったので、ある程度重めのノルマにしたつもりです。
 また、今回は目標を決めて取り組みました。目標は、

Pickの目標...勝率60%越えで高順位
構築の目標...レート杯

でした。

 結果としては、ノルマを定めて正解だったように思います。Pick、構築両者のノルマを定めることで、しっかりとバランスをとることができました。
 また、Pickは高い順位に付けても潜りまくる癖のせいで毎度毎度破産していたので、ある程度高い順位になったところでPickのノルマをなくして、熱量を構築の方に回していました。
 そのおかげもあって、Pickの勝率、順位共に過去最高でした。目標も達成できました。

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 さて、本題の構築ですが、せっかく前後半に分かれているのだから、前半はいろんなデッキを触ってデッキの理解度を上げようと思いました。最終的に後期でレート杯ラインに入れれば良い、という考えでいろいろなデッキをとにかく回しました。
 また、チームの個人ページに毎日の戦績、レートの変動を書くようになりました。これに関しては完全に日記ですが、毎日の軌跡を刻んで、未来の自分のモチベにできればいいなと思ってやり続けました。

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最終日1日前、AFとVに持ち方を変えた直後、初の1900タッチから怒涛の連勝で1981までレートを伸ばすことに成功しましたが、そこから負けが込み、最終的には1890で第12期前半戦を終わることになりました。

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前半戦では、最終日1日前まで1900なんてタッチ出来なかったし、途中、きついしやめたいと思ったこともありました。でも諦めなかったことで一抹の希望が見えました。この期間に学んだ教訓は、

 諦めなければなんとかなる

ってことでした。大雑把だし、すごく精神論だけど、間違いなく大きなものを得られました。

 さて、第12期前半戦が終わり、ツイッターを眺めていた時に私はあることに気付きます。それは、「著名人(実力があるという意味での)のコンエル、AF持ちが多い」ということでした。ここで、第12期後半戦は一貫してコンエル、AFを持とうと思いました。それが正解の持ち方であろう、と思ったからです。

7.レート第12期後半戦

 前半戦が終わって1週間後に、すぐレートが始まりました。前半戦終了後に決めていた「AF、コンエルで潜る」という決意通り、このまま潜り始めました。途中でアディショナルが来るということに気付き、アディ前に2000到達しないとやばいと思いながら回し続けました。結果は...

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1900タッチもできずにアディ前が終わりました。勝率6割超えているのに厳しい世界だなぁ...と思いながら回していました。
 また、6/8にテストがあるはずだったので、レート杯はもう難しいと思っていたのですが、なんと6/8のテストが無くなったため、レート杯を目指し続けられることに。
 アディ後は、とりあえずコンエル、AFで潜って、負けまくったら機械Nmに変えよう、と思ったのですが、全く負けず、気づいたら1982までレートが上がっていました。前半戦のボーダーが2001だったので、当たり運によってはもう潜らなくてよくなるという「魂の1戦(1回目)」が始まりました。180下に勝ったことで、ワンチャン2000超えたか!と思いましたが、結果は1998だったので、そのまま「魂の1戦(2回目)」に突入。350下に勝ち、2009まで行くことができたので、ホクホク顔でツイートしました。

この段階で5位です。
5日後。

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ちょっと下がりすぎだと思います。この段階で「魂の1戦(3回目)」をしました。今回も350下に勝ち、2022。もう大丈夫だろうと思い、ホクホク顔でツイートしました。

この段階で8位です。その22時間後。

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??????どういうこと?????って言いながら、最終日の朝に「魂の1戦(4回目)」に潜らされました。今回は運よく150下に勝てたので、2041まで自身のレートを伸ばすことができました。

魂5回目潜らされる不安に怯えながら、最終的には8位で終わることができました。1桁称号カッコいい。
戦績はこんな感じでした。

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結局、アディ後の戦績は19-2でした。運も良かったですが、確実に実力も付いたと思います。今期の教訓は

 見て学び、見られて学ぶことが上達の一歩

ということです。特に今期はプロの配信が多く、「見て学ぶ」ことが効率よくできた環境でした。また、DiscordのGo love機能によって、上から見てもらうことで自分のプレイを叩いてもらうことで自分の実力を伸ばすことができたと思っています=「見られて学ぶ」。本当にチームメンバーに感謝しています。

マジで蛇足ですが、今期のPick戦績はこちら。

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構築ステイしてる間にやってました。キッカー出禁で環境変わりすぎてめっちゃ苦しかったです。

8.終わりに

ここまで見ていただき有難う御座いました。レート杯に向けて残り2週間、全力で調整しようと思うので、ぜひ応援よろしくお願いします。

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