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(作法)言葉の裏にある意識をとらえよ

テレビの偏見報道が相変わらず凄まじいなと思うこの頃で、なぜそんな風に切り取り放送や煽り報道をするのか、自ら信用を落としている姿に疑問だったのだが、ふと腑に落ちた。

テレビは主な対象ユーザーは年配層で、若者のようにネットでも平行してニュースを仕入れないし、情報も自ら取りに行かない。

各局視聴率という呪縛から逃れることができず、視聴率で番組の生存がかかっている。(※NHKは別)そうなると、たしかにどうやったら、番組を見てくれるかを考えた時、より過激に放送したほうが視聴をしてくれる。そもそも、テレビ局の方々は頭がいい人達だと思うので、そんなの百も承知で実行しているのだろう。

わかりやすいのは、政治家の方々の発言だ。

昔、国会や報道での発言を聞き、なんで政治家はアホばっかりなんだと怒りがこみ上げてくることも多々あったが、よくよく考えてみるとそもそも政治家になれるくらいの人だと頭も悪くないし、弁が立つ。ということは、何か私達が知らない戦いが常に起こっていて、各党や対立派閥での水面下の交渉の中の折衷案での答えを言っているだけかも知れない。そもそも在り来たりのことしか言わないもんね。

会社という小さいフィールドでさえ、経営陣と話す内容と新人社員に話す内容が変わることもあるので、建前と本音というのが常に存在してしまうのかも知れない。

立場によって、発言内容も変わるので、その人達の背景を考えた上で発言を受け止めると納得できることも多い。

✗「言葉」=(言葉どおりの)意見  

○「言葉」+「その人の思想」=(そのひとなりの)意見 

上記のような感じで聞くと客観的に理解できやすいように感じれるし、相手の立場もなんとなく理解できるのでそんなに怒りがこみ上げない。

要は「情報」を仕入れるときにはどういう立場の人か、どういう世界観を持っている人かを想像した上で、聞き入れないとはブレブレになっちゃうよというお話。



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