(想)看板という麻薬

仕事で色々な人と接してきたが、ある特徴を持った人達がいる。

それは、自分ではなく、○○会社の○○です。と会社名をアピールしてくる人達だ。勿論、自己紹介のときなどは当たり前だとは思うが、何かに付けて看板を出してくる。そういう人に限って、若干物事を上から目線で言ってくることが多い。

うちだとねー、御社と取引するだけでも感謝してほしいですよー。とかとか。

権力というものは麻薬だ。

ある組織に属しているだけで、みんながヘコヘコする。

ヘコヘコしているのは、きっと貴方にではなく、その先の仕事の可能性に向けてなのに。人間、環境に慣れやすいと思うので、そんなことがしばらく続くと、自分の力と錯覚してくる人も極稀にいる。※本当のいい会社の人はどの立場でも謙虚


まあ、そのくらい酔えるかもしれない。努力さほどしなくても、権力を貸してもらえるので。

まあ、人それぞれなので、一生そういう看板を利用しながら上手く生きるっているのもそれはそれでありだとは思うが、得てして、そういう人は転職とか独立とかするケースも多い。

その時に、改めて世間の冷たさを感じるのか急に態度が変わる人を見ると、なぜか悲しくなってくる。どうせなら、どんな状況でも突き通してほしい。

極稀な例だけど、あながち誰もが大なり小なり勘違いしやすいのが、看板の力。

私も勘違いしてたかもと思うときもあり、後から考えると恥ずかしいこともある。

人と真摯に向き合う。そこには上とか下とかはそんなに存在しない。

そんなスタンスで人と接すると、生涯の仲間が見つかるかも知れない。


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