孔子入徳門

このノウトで頻出する用語のカンタンな説明

孔子・・・「孔子」と呼ばれていますが、「孔」は、今でいう名字で、「子」は、先生という意味です。ですから、孔子とは、「孔先生」ということになります。孔子の実際の氏名は、「孔丘」といいます。

                                  
子曰く・・子は孔子のことですが、「子曰く」は、「先生がおっしゃった」という意味で、孔子が話した言葉になります。「曰く」は、「のたまわく」や「いわく」という読み方があります。孔子を敬う意味で、孔子が言った言葉を「のたまわく」、それ以外の人が言った言葉を「いわく」と区別して読む本もあります。表現の違いでどちらも正解です。このノウトでは、孔子の言葉を「のたまわく」とふりがなを打っています。

君子・・・人格者、徳の有る人、教養人のことをさす。


小人・・・知っているだけの人、知識人だが徳のない人。


仁・・・・愛、人間愛。他者への愛、正当なあり方。


礼・・・・礼式、作法、世の中の道理、規範、お礼など。


徳・・・・人の道、道徳、善く生きる、人格の優れているさま。