【初投稿】 足趾を鍛えてパフォーマンスアップ!

みなさん、はじめまして。論文ヨミヲです。noteは初投稿なので拙い文章とは思われますがご容赦願います。
コロナウイルスの影響で皆さん自宅待機しており、部活動ができず自分でトレーニングするほかない状況と思われます。なので意欲ある中高生の皆さんはランニングや体幹トレーニング、自重トレするぞ!と意気込んでいると思うのですが自宅待機でやれるトレーニングが限られているからこそ普段やらないトレーニングをするのはいかがでしょうか?今回紹介するトレーニングは普段鍛えない部分だからこそしっかりトレーニングすれば部活が始まった時、変化に驚くのではないでしょうか
(本題)
足の指で物をつかむ力のことを”足趾把持力”といいます。
足把持力と疾走速度との関係¹⁾  山田ら(2015)
によれば過去 6 ヵ月以内に下肢の障害がない男子体育学生101 名,年齢 20.3 ± 0.5 歳, 身長171.6±8.0 cm,体重68.1±11.1 kgを対象に50m走と足趾把持力の測定を行ったところ
50m走のタイムと足趾把持力に相関関係がみられた
のです。
この足趾把持力を向上させるにはタオルギャザーだったり足の指でビー玉を掴んで運ぶ運動などがおすすめです。
また、若年健常者に対する足把持筋力トレーニングの効果²⁾ 福田ら(2008)
ではタオルギャザー1m、ゴムボール握り5分間、ムカデ歩き1m(どれも足趾把持力を向上させるトレーニング。ムカデ歩きに関しては調べてもどのような動作か出てきませんでしたがおそらく足の指だけで床を掴む、離すを繰り返し前に進む動作のこと)を週3回、6週間行うことで歩幅、10m全力歩行が向上しました。
また、動的バランスや全身駆動力なども相関がみられると別の研究にもあるので足趾把持力がテニスやほかのスポーツの競技力を向上させる大きな要因の一つになることは間違いないです。足のグリップ力が上がれば、バランスが上がるし俊敏な動きもできるのはイメージすれば当然のことですよね。
(ほんとかよ、地味じゃん。と思っているあなたへ)
とりあえず、今すぐ片足で立って目を閉じた状態を維持できる時間を計ってみてください。そしてソフトテニスボールを足の指で30秒×2~3くらいにぎにぎして、十分な休憩をとって再度、片足閉眼立ちを記録してみてください自分は
14秒73 ☞ 1分オーバー(測定不能)
になりました。時間があったらアップなんかに取り入れてみるのもありです。障害予防にもなるのでぜひやってみてください。
次回の更新は未定ですが反応が良かったら更新を早めれるようにがんばります。ではまた~

参考文献こちらです↓
(1)
タイトルー 足把持力と疾走速度との関係 

著  者ー 山田 健二  須藤 明治
タイトル未設定

www.jstage.jst.go.jp

(2)
タイトルー 若年健常者に対する足把持筋力トレーニングの効果
著  者ー 福田 泉   小林 量作
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/35/5/35_KJ00005028753/_article/-char/ja/

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