プロデュース企画書 スピッツ・ドラコニー編(ver.2.0)
■はじめに
本記事では、別記事にて投稿させていただいた『スピッツ・ドラコニー』の構築を変更したため、備忘録を兼ねて改めて投稿いたします。
■構築(改)
大枠は変わらず【シャイニーハーツ】軸です。
■前回構築からの変更点
〈変〉：前回構築にあり、今回枚数を変更したカード
〈増〉：前回構築になく、今回で新規採用したカード
〈減〉：前回構築にあり、今回で不採用としたカード
※前回構築から枚数が変化していないカードについては、説明を割愛させていただきます。
前回の構築は下記のnoteをご覧ください。
〈変〉契約カードについて
前回記事の構築では『[敏腕プロデューサー]サラスヴァティー』と契約していましたが、下記引用の通り、ほぼバニラ同然の運用しかできていませんでした。
初手に絶対抱えられる黄シンボル、このデッキではそれ以上の役割を与えてあげられません。
『メインステージ』と<私服>を初手に握れている場合は、回収対象を増やす目的で配置時の真・神託をすることもなくはないですが、基本はポン置きで役目が終わります。
そのため、デッキ改造にあたり契約カードを変更しています。
今回は『[ずっと一緒に]レイ・オーバ』を採用いたしました。
我々も頼らせていただこうと思います
・<私服>かつ【シャイニーハーツ】と、系統＆所属チームが優秀
(→『戦国フェス メインステージ』、『[オフショット]トリックスター』、『[真炎の歌姫]エマ・ジーン』の効果を誘発できる)
・セット採用している『[放課後の約束]レイ・オーバRv』が初動として便利なテキストを持つ(後述します)
・【ショーアップ】/【オンステージ】発揮時に、条件付きながらコアブーストが可能
と、1枚でこなせる仕事が多いです。流石はトップアイドル。
〈変〉[オフショット]ローラ・ビャクラン
1枚あれば使い回しが効く＋召喚コストもLv.2維持コアもやや重いため、2枚目以降を引いたときの有難みが薄い点が課題でした。特に序盤に複数枚引いていると明確に動きが止まってしまいがち。
【オンステージ】と【ショーアップ】とで枚数を散らすため、1枚減量。
〈変〉[オフショット]トリックスター
序盤はドロソ目的として『[真炎の歌姫]エマ・ジーン』を優先的にセットしておきたい＋回収したい<衣装>がまだトラッシュに少ない間は彼女をセットする旨味が薄いと考え、1枚減量。
エマをミラージュとして置き続けなくていい程度に手札が増えてきたらミラージュを入れ替えるイメージのため、それまでに引き込めていればOKの理論です。
〈増〉ローラ・ビャクラン
Lv.2効果により、【シャイニーハーツ】なら誰にでも【オンステージ】できるジョーカー的存在。
【ショーアップ】と違い発揮時に自身がデッキボトムへ戻るため使い回しは厳しいですが、代わりの1ドローでリソースを減らすことなく展開できるのは便利です。
【オンステージ】と【ショーアップ】とで枚数を散らすため、こちらも2枚の採用。
〈増〉[放課後の約束]レイ・オーバRv
『[冬の装い]ラビィ・ダーリン』と入れ替える形で3枚採用した、書いてあることが強いシーカー枠。
ラビィと同じ<衣装>かつ【シャイニーハーツ】で、召喚/煌臨時にデッキトップ3枚から「プロデューサー」とコスト5以下の<詩姫>を1枚ずつ回収し、残ったカードは破棄します。特に強いと思った点について後述。
・召喚でも十全にサーチできる
通常の契約煌臨だけでなく、【オンステージ】/【ショーアップ】から展開しても効果の発揮に制約がありません。
むしろ『[ずっと一緒に]レイ・オーバ』の効果で【オンステージ】/【ショーアップ】すると1コアのおまけが付いてくるため、ローラとレイが揃っている場合は煌臨しない選択肢も発生します。
・単独で最大2枚回収＋残ったカードは破棄
冬ラビィは「単独で最大1枚回収＋残ったカードはデッキトップ」です。
シンプルに拾える最大枚数が多いのはもちろん、残りをトラッシュに置ける点が便利と感じています。回収不可なネクサス/マジックをデッキに戻せるラビィにも相応の採用理由はありますが、やはりドロー2～3回分のデッキトップが固定されてしまうのは辛い場合があるので。
トップアイドルは制服姿でも強かった。
契約カードありきで採用している節があるので、他の契約カードに変更する場合は一緒に入れ替わることになりそうです。
〈増〉[真炎の歌姫]エマ・ジーン
ミラージュ効果によるドローを主目的として採用。
『黒曜の徒』との入れ替えで採用していますが、あちらはセット時の1ドローのみに対し、こちらは継続して複数枚のドローが見込める＋<衣装>持ちのため2枚目以降にも明確な役割がある、というのが利点です。
あとデッキ単価が一気に落ちて勧めやすくなりました
採用スピリット全員が【シャイニーハーツ】な点もあり、Lv.2-3効果の条件も満たしやすいです。
〈増〉シスターズシンドロームRv
担当アイドル尊死のお知らせです
前回の記事でも言及した1枚。割り振りBPマイナスによる除去札と、詰める段階での押し込み1打点を作れる回復札の双方を担える優秀なマジックです。イラストも非常に良い。
回復効果にはソウルコアを要求されるため、煌臨との譲り合いが大事です。
このデッキで「自分の『フルール』が相手の効果でフィールドを離れるとき」という回収条件を満たすのはだいぶ難しいものの、一応使い回せなくはないことから採用枚数は一旦1枚としています。
〈増〉フィニッシングダンス
同名ターン1回はあるものの、<詩姫>の効果でデッキからオープンされると拾える防御札。
『[放課後の約束]レイ・オーバRv』の採用によりオープン効果を多用する可能性を考え、『スイートハートRv』との入れ替えで2枚採用。
〈増〉白晶防壁Rv
白黒幻奏(sec)のせいです
レイさんがいるなら当然ジャンヌも入ってくるよね、知ってた
ディーバ関係なく強い汎用の攻守兼任札。
"自分スピリット1体を回復"側で使えば『シスターズシンドロームRv』と同様に押し込み1打点を作れる攻撃札に。
"ライフは1しか減らない"側で使えば説明不要の防御札に。(事前に『[ずっと一緒に]レイ・オーバ』で攻撃してカウントを作る必要はあります)
軽減用の白シンボルがないので原則4コスト必要ですが、スピッツやレイの効果で比較的コアが稼ぎやすいので案外なんとかなると思っています。手札に1枚は抱えておきたいので3枚採用(要調整)。
〈減〉[冬の装い]ラビィ・ダーリン
初動シーカー枠の役割を期待して採用していたため、その枠を『[放課後の約束]レイ・オーバRv』に担ってもらうために順当に入れ替えました。
トップ固定を活かせるデッキなら非常に便利な1枚と思っていますが、今回のスピッツデッキではそのトップ固定を活かしきれず。
〈減〉新世代最可愛将孫一 黒曜の徒
前回構築ではカウントはほぼ度外視しミラージュ効果によるドローを目的に採用していましたが、より継続してドローが見込める『[真炎の歌姫]エマ・ジーン』に枠を譲る形で不採用。
やはり<私服/衣装>を持たない点やチームに所属していない点が少し扱いづらかったです。とはいえ強力なのは事実なので、調整段階でまた帰ってくるかも。
〈減〉スイートハートRv、跪いて エブリワンRv
防御札として、『白晶防壁Rv』と『フィニッシングダンス』に枠を譲る形で不採用。
前者は終了メタを併用して詰めてくるデッキ相手にはバニラ同然になるため、ある程度の役割が担保されている防御札に差し替えた方が安心できると考えました。
後者は『[漆黒の女神]ディアナ・フルールRv』の耐性発揮のためにミラージュを剥がした後に『幻桜奇譚』で再セットするためのミラージュ数確保も兼ねていましたが、【ショーアップ】で展開する都合でほぼ確実に『スピッツ・ドラコニー』が手札にいるため、防御札の枠でミラージュまで兼ねる必要性が薄いと感じ、入れ替えました。
〈減〉ディーバネバーエンズ
回復効果を主目的に採用していたため、『白晶防壁Rv』と『シスターズシンドロームRv』がその役割を担えることから差し替え。
【シャイニーハーツ】と【トワイライトゴシック】以外のチームで回復札として採用検討できると思いますが、やはり『シスターズシンドローム』が強かったです。
■あとがき
前回の構築から大幅変更していますが、まだこれで完成形とは思えないほどにディーバには未知数の可能性があります。
今回は【シャイニーハーツ】軸で考えましたが、これを【トワイライトゴシック】に寄せた場合は？"白黒幻奏"や"10thディーバ"のような名称デッキで扱う場合は？まだまだ考えていない事柄、形にできていないアイデアは無数に転がっていると勝手に感じています。
"10thパーティ"で新規を頂いたため"10thアフターパーティ"では新規スピッツは貰えないかもしれませんが、彼女はチーム単位でサポートしてくれるので新規【シャイニーハーツ】または【トワイライトゴシック】が出るだけで実質強化です。
次のパックでどんなデッキが組めるのかを楽しみにしつつ、今のカードプールを洗い直してカードを吟味していこうと思っています。
本構築へのご意見、ご質問/ご提案などあれば、本記事へのコメントもしくは私のXアカウント( https://x.com/rontam_batspi )へご連絡いただけますと助かります。
本記事はこれにて以上とさせていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。次の記事でお会いすることがあれば、またよろしくお願いいたします。