10月に突入

ここ1週間くらいもずっと仕事で忙しくありながら
多少の荒波を乗り越え今日があります。

ここ最近読んでいる小説は
「雪国」川端康成でございます。


1935年から10年くらいかけて、
川端康成が雑誌にバラバラに書きおろした章を、
1冊にまとめてできた物語のようです。
始まりの舞台はおそらく群馬県と新潟県の県境あたり。
主人公は都心から新潟県の湯沢町にある
温泉街を目指している途中の列車の中。

情景の描写がかなり細やかなように思います。
所どろこ時代を感じさせる固有名詞や
言い回しなどが、やはり出てきます。
100年弱前の日本の人間模様や風景に
文章を通して思いを巡らすというのは
現在を生きていることに不思議な感覚すらもたらすようです。

そして日本に帰ったら一度行ってみたいな。
という風うに心が踊り出しそうです。

まだやっと半分のページを読み終えた所ですが、
昔の本なので少し読みづらいこともあり、
ゆっくりと読み直しながら、
読了した際にはまた感想を書き綴りたいです。

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