男はプライドの生き物?「家父長制(パトリアルキー)」と、自分の父親や元夫との関係
父親との関係、元夫との関係など、これまで男性との関わり方で苦戦してきたせいなのか、やたらと男性のことをもっと知りたいという欲が私は強いようだ。
先日友人とお茶していて、お互いの父親との関係や子どもの頃の傷。そしていわゆる「昭和」の、団塊の世代の男性たちに植え付けられいるであろう「パトリアルキー」についての話に。
※パトリアルキー:日本語では「家父長制」と訳される。
詳しくはぜひ仲間のソーヤー海の記事を読んでみてください!この写真は私が撮影してあげたよ(笑)
そこでふと思い出したのが画像にある本。英語では『I DON'T WANT TO TALK ABOUT IT』、邦題は『男はプライドの生き物だから』。
まさに会っていたその友人に借りっぱなしで、内容が難しくて読み進められずにいた本😅(しかも英語だし!)
ものすごく簡単に言うと、男性は代々社会的な圧力を受けていて(無意識のうちに。社会全体に浸透しているから)、「弱さ」を人前で見せることができない。
自分の気持ちを周りの人に素直に伝える、なんてことはもってのほからしい。
そういった弱さや心の傷などを自分の中に抱え続けて生きているがゆえに、その歪みがやがて日常の中に出るようになる。アルコール依存症、暴力、鬱、といった形で。
私が普段接する30代以下の男性陣は、むしろよく自分の気持ちを話してくれるし、なんなら「おいおい、ちょっと頼りないなぁ……」と心配になることもあるのだけど(笑)
40代以上の男性においては、頑ななプライドがあるからなのか心を開いてくれなかったり、すぐマウントを取りたがる傾向にあるなというのがかなり個人的な分析。
もちろん人によるし、あくまでざっくりした分析であって、ニュアンスのあるテーマなので簡単に世代や男女で分けたり決めつけるつもりはない。
ただ、これは私たち個人の問題を超えて、社会的な問題、世界中の人々が抱えているトラウマだという見方をする人も多くいる。
自分たちの心の傷を癒やしつつ、彼らの傷も癒やし、温かなコミュニケーションを通してつながりを取り戻す方法はあるのか?
がんばって本を読み進めながら考えてみたい。
分離からつながりへ。いのちをいかしあう「共生」の社会を目指して、日々学び、実践し、発信しています。サポートは活動資金にさせていただきます🌿