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どうやって、家無し生活からミリオネアの妻になったのか。

「彼氏の家からキックアウトされてしまったの。
これから車で生活するわ」

こんなメッセージが彼女から届いたのは、
彼女と出会って数週間後のことでした。

カリフォルニアの
ヒプノセラピースクールに通っていた頃、
ゲスト講師として登場したのが
彼女との出会いです。

見せてくれたのは、クリスタルヒーリング。
それまで全くクリスタルに興味のなかった私が、

まるで天女の舞のように美しく動きながら
クリスタルヒーリングを施す彼女に
魅せられてしまったのです。

深い海のような藍色の目の奥には、
外見の美しさだけでなく
何かものすごく深いものがありました。

気がつくと私は直感的に、
個人レッスンをお願いしていました。

彼女は私のために、
今まで習ってきたもの、体験してきたもの、
オーストラリアのアボリジニに直伝された
様々なヒーリング、ホワイトマジックなどを
全て取り込んでコースを作ってくれ、
次の週からレッスン開始です。

レッスンの場所は彼女の住んでいた、彼氏の家。
サンフランシスコのビーチの近くの、
素敵な一軒家でした。

そして。。。

「ロミ!私、キックアウトされてしまったの。(追い出された)」

このメッセージが来たのは、
レッスンが始まって間もなくのこと。
私たちのレッスンの場は
常に新しい場所に代わりました。

ある時はカフェ、
ある時はビーチ、
ある時は車の中。

「これは一時的な生活スタイルだから楽しいけど、これから私、すぐに引き寄せると思うの。」

引き寄せの法則を実践し、
完全に信頼していた彼女には、
まるで心配はありませんでした。

( 引き寄せの法則って、
既に古い響きだと私は感じます。ただこのお話は1999年の頃のお話なので、この言葉をあえて使うことにしました。)

彼女が行っていたのは至ってシンプル。
手に入れたいものにチューニングし、
自分の波動と同調させるだけ。
それを妨げるブロックは、気づく毎に外します。
(ブロックを外す方法は、
検索すると沢山出てきますよ〜🥰 )

「ロミ!夢を見たの。
近いうちにレッスンの場所が又変わると思うわ。」

そして次に知らされた場所は本当に、
真新しい場所でした。

しかも、ものすごい豪邸。

夢で見たのは、彼の存在だったそう。
髪の長いサーファーに出会う夢を見たとか。

そして数日後に実際に出会い、
すぐに一緒に住み始めたのです。

タイトルに書いたのはこの彼の事。
彼はミリオネア。

彼女がミリオネアと出会おうとしていたのかどうかは
私にはわかりません。

ただ、めくるめく展開に驚きながら、
ヒーリングの実践と
人生の実現力を勉強させて貰う貴重な期間でありました。

その後彼女は結婚し、4人の子供を授かります。

私がドイツに移住する事になった時、
レッスンの終了書とともに私が手渡されたものは、
大きな箱いっぱいのクリスタルたち。

クリスタル、全部揃えるの大変でしょ?
私が各地から集めて来たものを、
ソウルシスターのロミに渡すわ。

その中には大変高価なものも含まれています。
お金を払おうとすると、
「これは、プレゼントよ」
と。

彼女にお金の心配がなくなった事で、
私もこんな恩恵を受けました。❤😜

実際のところ、彼女は物質主義とは程遠い人。
それでも経済的な豊かさを否定する事はなく、
お金で周りの人に与えられるものがあるという事を知っていました。

人生が遊園地だとしたならば、
乗り物に乗る時にはチケットが要る。
お金とは、彼女や私にとって
そんな感覚なのかもしれません。

チケットを循環させて、
楽しみを得る。

お金を循環させて、
楽しみを得る。

チケットをなくしてしまった人には、
私、2枚あるから一緒に乗ろう♥
とシェア出来たら一緒に楽しめる。

引き寄せの法則も、
躍起になって必死にやるよりも、

自分の波動を整えることに
楽しみながら集中し、
それを共鳴させてゆくだけ。

引き寄せの法則は、出来ないとか叶わないとか
そう感じたら、それが起こる。

信じるのも大切なんだけどね、
本当は、
既に全部叶ってるんだよね。。

頭で願いを叶えよう
としていることでなく、
潜在的に感じている、奥の領域のエネルギーが

現象として現れているだけだから。

叶っているという表現だと
え。。、叶ってないけど!
と感じるかもしれないけど

目の前の現象をよーくよーく観察して見ると、
その種は自分の中にあることに気づく。

簡単に言えば、
まいた種が芽を出している、

自然の摂理の世界ですね♥

だから私は、蒔く種に愛を込めます。

蒔く種に、光を込めます。

芽吹いたものにまた種がなり、
その種が風に飛ばされたなら

込められた愛と光が世界中にキラキラと
放たれて拡がってゆくように。。。。

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