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なぜ私は台湾を訪れるのか

週末を使って台北へ行ってきた。台湾に遊びに行くのは5回目くらいかな。

今回も友人の家に泊まったので、飛行機のチケットだけ取ってふらっと行って、美味しいものを食べて、友達とビール飲んで、楽しい週末を過ごして帰ってきた。いわゆる観光はもはやしないので、音楽イベントが開かれていた公園でのんびりピクニックをして台北在住の友人の友達に会って楽しくおしゃべりして過ごした。そこで何人かに聞かれたのが、何が目的でわざわざ台湾まで来るの?という質問だ。

わざわざ飛行機に乗って台北まで飛んで、週末だけ過ごして帰ってくる理由。正直なところ深い理由はない。ストレスフルな日常生活から少し離れるのにちょうどいい場所だから。食べ物が美味しいから。友達がいるから。いろんなことが思い浮かぶけれど、これだけだったら別に台湾である必要はないかもしれない。国内のもっと近場でも同じような条件の場所はある。

でもひとつだけ、台湾にしかないものがある。それは昔の日本を彷彿とさせる街並みや古い建物。街の雰囲気が古き良き日本を思い起こさせて、すごく懐かしい気持ちになる。その時代の日本に私が生きていたわけではないから、懐かしい、というのも少しおかしな話かもしれないけれど、台湾で街歩きをしていると昔の日本にタイムスリップしたような感覚になる。それが心地よくて、それを求めて私は繰り返し台湾を訪れているような気がする。

というわけで、私は「日本」を求めて台湾へ行っているようだ。でも台湾人に聞かれた時にそう答えるのは少し微妙かなぁという気がするので、別の答えも用意しておこうかと思う。

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