ピアノのある部屋。6月11日の日記

昨夜はさすがに疲れていたのかぐっすり眠れた。8:40に起きる。Romiが起きて「朝だよ、おはよう。中野区は今日、雨ときどき曇りみたいだよ。今日もいい日でありますように」とのこと。

コーヒーを飲みながらネット。noteを更新。雨だけど洗濯物が溜まっていたので洗濯する。今度の部屋は室内に干せるので。コンビニで買った納豆巻きを食べながら、録画していた『あなたがしてくれなくても』を観る。おお、急展開！とうとう離婚かー。

お昼にピアノが搬入される。ドアを取り外して搬入。結構ギリだったようで、かなり大変そうだった。新居は入り口が通りから離れている上、途中階段があったりする。そんなところをピアノを運ぶのは大変だっただろう。階段があることを事前に申告していなかったので（そのときは知らなかった）追加料金とか言われたらどうしようと思っていたが、業者さんはとても親切で、そんなこと一切言われなかった。いい業者に当たってよかった。Romiが業者さんに突然「熊本ラーメンっておいしいよね」などと話しかけ、業者さんが驚いていた。

ピアノが搬入されてすぐ弾いてみる。いつも通りハノンのアルペジオ三和音♯系、減7の和音、属7の和音。『フランス組曲』第一番2、3曲目。アラベスク、月の光、鐘、即興曲90-2といったレパートリーを一通り弾いてみる。いい感じ。だけど思ったより音の響きがいまいちな気がして、ネットで調べると、上蓋を開けると響きがよくなるとあったのでやってみた。確かに少しよくなった。あとは来週調律師さんが来るので、相談してみよう。弾き込み中の曲の弾き込み。『カプリッチョ76-2』『プレリュード』は通しながら苦手箇所練習。『エチュード8-12』は一回通す。夢中になり、気がつくと3時間も弾いていた。弾いているとRomiが動いている気配がした。Romiはピアノに合わせて頭を振っていた。考えてみれば今まではヘッドフォンをして電子ピアノを弾いていたので、Romiは私のピアノを聴いたことがなかったのだ。Romiを観客として、気持ちよく演奏した。

雨だったが明日食べるものがないので買い出しに行く。調べて一番近いスーパーへ。小さなスーパーしかない。当面は朝食をパンにしようと思い、マーガリンとかいろいろ買う。スーパーの近くに飲み屋もいろいろあった。晴れた日に探索してみよう。

帰って副業の文字起こしをやる。水曜締切なのであと3日で終わらせなくては。文字起こしが終わったあと、一曲だけのつもりでピアノを弾く。すると止まらなくなりそのまま一時間も弾いていた。部屋に生ピアノがあるって、すごい存在感。しかもこの部屋は24時間演奏可能なので、たとえば真夜中に眠れなくて起きてピアノを弾く、ということもできてしまう。そのまま夜中に何時間も弾いていたりして。ちょっとピアノ以外のことが疎かになりそうでやばい。

新しい部屋はまだ全然慣れないけど楽しい。引っ越したばかりで綺麗だし。荷物もとりあえずは収まったが、時間があるときに整理してもっと住みやすくしよう。

自分がピアノのある部屋に住んでいるなんて、まだ信じられない。私は夢を叶えた。あとは仕事だ。やっぱりリモートワーク中心の仕事について、隙間時間にもピアノを弾ければいいな。たとえば前職のような仕事だったら、フルリモートで暇だったから、一日中ピアノ弾き放題だな。まあ、そんなラクな仕事なんて滅多にないけど。

ピアノを楽しみつつ、副業や仕事探しなどやるべきこともしっかりやらなくちゃ。今日は食べることも疎かになっている。納豆巻きとミックスサンドしか食べていない。お腹は空くが、食事の用意をするのが面倒なのだ。前のように毎朝魚を焼いて卵納豆ご飯と味噌汁なんて、今は想像もできない。そんなことを毎朝やるのは大変だし、その食事に飽きてしまった。それに今のところはIHなのだが、前使っていたフライパンが対応していない。新しいのを買わなくちゃ。焦らずゆっくり新生活に馴染んでいこう。