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一週間の疲れ。1月10日の日記

朝は5時半に起きてしめじと人参とツナの炊き込みご飯を作る予定だったが、またも二度寝してしまう。起きたのは7時だった。相当疲れている。休み明けで5日連勤でやっと金曜。だるくて、一瞬会社を休んでしまおうかとも思った。しかし朝起きるのがだるいという理由で会社を休んでしまうと、起きてからなにもやることがなく、猛烈な自己嫌悪に襲われて鬱になるとわかっている(今まで何度も経験済み)。なので大人しく起きて用意する。お弁当は作れなかった。

寝坊してもいつも通りの電車に乗ることができ、始業20分前に会社に着く。ほかにも寝坊して遅刻している人がいた。営業の人も寝坊したと言っていた。皆疲れている。同じなのだ。

会社では先日の取材の文字起こしやレポート作成をやる。営業の人がレポートを手伝ってくれるという。レポートは営業の人も作れるが、取材原稿を書くのは私にしかできないから、そちらをやってほしいと。なので原稿のほうを少しずつ進める。

お昼は近くのカフェで石焼ビビンバ牛ステーキを食べる。サラダやタイ風海老トーストもセット。ノートPCを持ち込みここでも小説の推敲をする。お昼に外食したのは二カ月ぶりだ。たまには外に行くのも気分転換になっていい。

定時にあがる。おいしいピザ屋さんのピザを買って帰ろうと、駅近くにあるテイクアウト専門のほうのお店へ寄る。しかしお店へ入っても誰も来ないしいらっしゃいませとも言われない。忙しいのかスルーされる。接客がなってない店だと思い、残念な気持ちでなにも買わず店を出る。どんなにおいしくても接客がダメな店はダメだ。それでも一度ピザの気分になったので、帰ってからピザーラで注文する。クーポンもあったので使い、タツタチキンセットを頼む。赤ワインは昨日のが半分残っていたが、半分だけでは足りなくなるかもしれないと思い、一本頼む。

録画したドラマ『知らなくていいコト』を見ながらピザを食べる。吉高由里子主演のお仕事ドラマ。大石静脚本だし外れがないだろうと録画したが、予想以上に面白かった。吉高由里子が好きだ。主張しすぎない可愛さ、女らしさ、芯の強さ、柔軟さ。吉高由里子の演じるキャラクターは生き生きしている。肩肘張らず、ゆるくて、マイペースで、適度に可愛く、おしゃれ。好感を持たずにいられない。ペヤンヌマキ脚本の『来世ではちゃんとします』も録画で見て面白かった。ペヤンヌさんならではの世界。後藤さんなど小劇場の役者が出ているのもいい。『知らなくていいコト』にもヨーロッパ企画の役者が出ている。というかデスク役で山内圭哉が出ているし。びっくりした。編集長役は佐々木蔵之介だし(この人ももとは小劇場の人。惑星ピスタチオ出身)。演劇畑の人がどんどん映像の世界に進出していると感じる。すっかりブレイクした長谷川博己や高橋一生も、もとは演劇の人だった。昔私が取材したころは、全然有名じゃなかったのに。長谷川博己や内野聖陽は文学座、高橋一生は扉座、堺雅人は東京オレンジ、上川隆也はキャラメルボックス。藤原竜也や小栗旬ももとは演劇畑で蜷川幸雄の舞台などに出ていた。今や長谷川博己や小栗旬が大河ドラマの主役になっている。どんどん変わっていく。芝居を観てもいない私は取り残されている。演劇ライターの仕事もなくなり、Twitterもやめて、情報が入ってこなくなってしまった。映画すら観ていない。観なくても普通に生活できるんだなと思っている。

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