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写真屋さんの現像とコンビニプリントの違い

写真を現像(プリント)するとき、どこに行きますか?

・写真屋さんに行く
・コンビニに行く

個人的には「写真屋さんに行く」一択だったのですが、高校生が写真をプリントしに行く先はコンビニが多いという話を聞いて、そういう選択肢もあるのかとハッとしました。
コンビニのコピー機にはよく見ると写真プリントサービスの文字が表示されています。

では、写真屋さんとコンビニでの現像に違いがあるのはご存知ですか?

【写真屋さんでの現像】

銀塩プリントと呼ばれています。

銀塩プリントは薬品を塗った特殊な用紙を使っています。
その特殊な用紙に光を当てることで写真を写し出すという仕組みです。

銀塩プリントの1番の特徴は「長期保存に適している」ということ。
そして「水に強い」というところ。
床上浸水などの水害で写真も濡れてしまったけれど、乾かしたら無事だったという話をもしかしたら耳にしたことがあるかもしれません。紙と聞くと水に弱いイメージがありますが、薬品(液体)につけて現像をしていることもあり水には強いのが銀塩プリントです。

写真家の浅田政志さんをモデルにした映画「浅田家!」では、東日本大震災のときに、津波で泥だらけになった写真を1枚1枚洗って綺麗にして家族のもとに届ける写真洗浄ボランティアのシーンがありました。水で洗っても写真が滲んだり、ちぎれたりすることがないので長期保管には安心です。

ただ現像する間の待ち時間はどうしても発生するため、手軽さはあまりないように感じるかもしれません。

【コンビニでの現像】

コンビニ印刷で使われているのは、インクジェットプリントです。

紙にインクを噴射して写真をプリントしています。
つまり、銀塩プリントのように水に強くはありません。
濡れてしまうと写真は滲んでしまいます。

ただコンビニや自宅で気軽に写真をプリントすることができる手軽さは魅力です。

「現像する」と言ってもその内容は様々です。
それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、自分に合った現像方法を選んでみましょう。


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