ザルツブルクvsバイエルン アタランタvsユベントス ノリッジvsマンC

ザルツブルクvsバイエルン
ザルツブルクは、決して引いて守るだけではなかった。前向きな守備を行い、プレッシングの強度も高く、前半、後半序盤まで持続させた。特に前半は、縦に早い攻撃からチャンスを多く作った。アデイェミは、スーパーだった。ドリブル突破、ボールキープからチャンスを多く作った。バイエルンは、攻撃で圧倒するという戦いを目指し、前がかりだった。ザルツブルクは、ボールを奪ってから縦に早く、前方のスペースを使ってカウンターを繰り返した。バイエルンも前半は、良い攻撃を出来なかった。キミッヒ、トリッソが前向きでボールを受けて、配給できる場面も少なく、奪われ方も良くなかったため、ザルツブルクのカウンターを受けた。その中でバイエルンは、試合を通してコマンの突破からチャンスが多く作り出された。バイエルンの攻撃で最も脅威となったのは左サイドのコマンだっただろう。先制されてから、特に後半、バイエルンは、押し込み続けた。相手ディフェンスラインの背後への飛び出しを多くの選手が狙い、ナーゲルスマンバイエルン得意の中央攻撃で攻め続けた。終了間際に同点に持ち込む粘り強さはさすがであった。

アタランタvsユベントス
注目の上位対決であったが、ドローに終わった。ユベントスは、やはりヴラホビッチ加入で戦い方が変わった。ディバラ、ヴラホビッチ、モラタのトリデンテをこれからも続けていくのか注目である。単純にヴラホビッチに縦パスを刺して、キープしてもらう、そこから絡むモラタは、今までより輝いている。守備の場面でも、ヴラホビッチがファーストディフェンスを行うので、ディバラの守備意識も上がった。
アタランタは、新加入のボガは良かった。キープもできる、個人で打開できる、良い選手だ。サパタが居ない中でキーマンとなるだろう。この試合では、交代によって、アタランタに流れが傾いた。マリノフスキーは素晴らしかった。守備への意識、攻撃への絡みは最高だった。ライン間で受けてのチャンスクリエイト、運ぶこともできる、素晴らしいゴールまで決めた。終盤でドローまで持ち込んだユベントスもさすがであった。

ノリッジvsマンチェスターシティ
力の差が大きい試合であった。押し込む展開の中で、ポケットを狙う、流動的に動く中で空いた場所に入る、スターリング、マフレズのドリブル突破、多様な攻撃で押し込んだ。シティを止めるチームは、現れるか、注目である。

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