書くことは…

なぞること…
脳のしわを、
手のひらの血管を、
誰かの鼻歌を、
ヒットソングを。

生み出すとはちょっと違い
知らぬ間にできた
マメをつぶすこと
トラウマを昇華させること
誰かの悪夢を除霊すること
なんだか口調は似てきちゃう

影響をおそれずに
誤解さえも味方につけて
私には何がある?
まるで冷蔵庫の奥を探るように、
いま、こんなものしかありませんが
腕を振るってひとつ書いてみました。
ファストフードの味わい
普通に好きです、こういうの

それはよかった

もし材料がなければ
そのときは仕入れが必要ですね
こうやってみると私ってAIみたい
ものを食べて排泄する機械でしょう?人間なんてのは
そうでしょう?そうでした
それならば読むことのほうが書くことより人間的なのかも知れない。
なぜってそれは、心があるからね人間には
歪さこそ生きてる証拠
いまのところは


だから書くことは、だれに求められるわけでなくとも必要なのだ
宿題より気楽で、孤独で、僕が自分に許すわがままを通せる営みが。
書くこと…は難しくないけど
届けるのは難しいことだ
書くことは誰にでもできるけど伝えるのは難しいことだ

ジャンクな言葉をチラシの裏に
書いてるうちに宇宙が生まれて
僕を呑み込む!

脳内が可視化される。
昨日食べたアレがそのまま詩に出ちゃってるよ
消化に悪い思想だ

ああ書くことは止まらない けどやめる
僕の脳よ、満足したかい?
よしよし、それじゃあまた連れて行ってあげるから、はやく図書館に行きたいなあ!

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