見出し画像

夫婦喧嘩を解決するコンフリクトマネジメント

この記事は、夫婦喧嘩に悩んでいる人向けに書いています。

”結婚してから喧嘩が増えた。”

”最近夫婦喧嘩をしてしまってから関係が良くない。”

という方に役立つ内容になっています。

結論
・どちらかが先に”尊敬”,”愛”を伝える
・自らの行いに”尊敬”,”愛”があるか振り返る

・どちらかが先に”尊敬”,”愛”を伝える

夫婦関係の大前提は、妻は愛される事がニーズで、夫は尊敬される事がニーズです。二人のニーズは大きく違います。(この点は、以前のNoteにまとめています。)

そして夫婦関係が上手くいかないとき、「(男性が)尊敬を感じない」→「愛さない」→「(女性が)愛を感じない」→「尊敬しない」→「(男性が)尊敬を感じない」という負のスパイラルが発生します。もちろん始まりは男性からではなく女性からの場合もあります。

このスパイラルを止める為には、まず「相手はわざと傷つけたのではない。尊敬を感じないから(愛を感じないから)、このような行動を取っているのだ」と覚える必要があります。

そして、男性が自ら先に相手が愛を伝える。もしく女性が自ら先に相手が尊敬を伝える必要があります。

「君が愛を感じれるように変わりたいと思うよ。だから、君も僕が尊敬を感じれるように助けてもらえないかな?」と正直で明確に伝えることが大切です。そこから関係の改善が始まります。

※女性の場合、”尊敬”を”愛”に言い換えましょう。

・自らの行いに”尊敬”,”愛”があるか振り返る

相手の行動に尊敬,愛を感じない時は、以下を自問しましょう。

私が夫として妻を愛さないので、彼女に元気がないのではないか?

・私が妻として夫を尊敬しないので、夫に愛が元気がないのではないか?

「相手の行動が不十分だから、自分も冷たい態度を取っている」と正当化してはいけません。

もし上記の質問に対して負い目を感じる時は、相手に正直に謝り、もう一度相手が尊敬,愛を感じれる行動を取りましょう。

とはいっても、突然改まって謝るのは難しいものです。そこで、定期的に夫婦でお互いに向き合う時間を持つことをお勧めいたします。

私たちは毎週日曜夜に夫婦の時間を作り、もしお互いへの不満や不安があれば話し合う事にしています。これによって、例え平日のどこかで相手への不満を感じることがあったとしても、その場で相手にぶつけるのではなく、ずっと自分の中で我慢するのでもなく、日曜夜に落ち着いて話し合う事ができます。

恋人という非日常から家族という日常に代わる事で、互いへの関心が薄れやすくなります。尊敬を伝える事、愛を伝える事を通して関係を常に良いものにしていきましょう。

この記事は円満な夫婦関係に繋がると幸いです。

また、本記事は以下の本を参照しています。

愛されたい妻と尊敬されたい夫 単行本 – 2010/3/15