見出し画像

日本で増えている詐欺まがいの商売

最近は、日本国内でも詐欺まがいの商売が増えていて、世の中のすさみ具合を感じています。

その一つが、「パソコン譲渡会」なるものですね。

官公庁などから払い下げられた、安価な中古パソコンにWindows10を入れて販売するという手法なんですが、”販売”ではなく”譲渡”という名目を使っているのが悪質だと思っています。

"販売"と"譲渡"の意味の違いは、こちらのYahoo知恵袋をご覧ください。

要するに、販売だと販売者責任があるため、サポートや保証などをきちんとしなければなりませんが、譲渡だと"販売"者ではないので、サポートや保証の義務はないんですよね。

「保証もサポートもする」とうたっているようですが、それならばなぜ”販売”と言わないのかと、大きな疑問を感じています。

そして、譲渡価格も一般的な販売価格相場から大きく外れた高値での譲渡。

とりあえず、価格コムの中古ノートPC価格比較ページをリンクしておきます。中古ノートPCの価格相場を知らない方は、こちらで相場価格を勉強してみてください。

一般販売価格相場より安価であるならば、”譲渡”というのも納得がいくのですが、一般販売価格より高価と言うのであれば、「何が"譲渡"なの?」と首をかしげざるを得ません。

こういう情報弱者を食い物にした商売が、最近あまりにも多すぎる気がします。

もちろん、情報弱者が食い物にされるのは自然の摂理ではあるかもしれませんが、コロナ禍で多くの人たちがダメージを受けている現在こそ、「もう少し弱者に優しい世の中にならないかなぁ」と考えています。


Youtubeでも、自己啓発系のチャンネルを見ていると、うさんくさい講座とか、投資などのCMがたくさん流れてきますね。

投資は自己責任ですが、それでも初心者が簡単に勝てるようなものではありませんし、講座のCMなども「先着何名様限定!」とかインターネット講座でうたっているものは、胡散臭さMAXだと思います。

「先着何名様限定」とか言っていても、どうせ第一期の講座期間が終わればまた再募集するわけですし、「今を逃したらもう一生この講座は受けられませんよ!」みたいな宣伝は、正直とはいえないと思います。

こういうのも、ある意味詐欺まがいの商売ですよね~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?