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国際ロマンス詐欺日記第25話日本人のふりをするのは難しい

今日は、現在進行形の詐欺師話をひとつ。

昨日Twooでマッチングした人が、明らかに怪しかったので掲載しておきます。

Twooのチャット内容

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「私のLINE、あなたにあげましょう」なんて言い方、日本人ならしませんよね?

この時点で、「ああ、また詐欺師だな。それも日本人のふりした詐欺師だな。」と思いました。

と言うか、日本語って使いこなすのは難しいので、日本語がネイティブで無い人はすぐにバレますよね。

会話ならバレなくても、文章のやり取りすると、すぐに素性がバレます。

とりあえず、今日からLINEでやり取りしてみました。

あまりにも日本語が酷かったので、ちょっと笑うしかありませんでした。

まずは、見てみてください。

LINEのチャット履歴

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「私の息子はアパレル会社を運営しています」とか、一体どんな間違いなんだか。

「私の仕事は」と言いたかったのかも知れませんが、このレベルの間違いをして気付かないと言うことは、ネイティブスピーカーでは無いと言うことです。

そして、「母は日本人です」とか言い訳し始めたのですが、まぁ日本語が分かる中国人の詐欺師ですね。


他にも、日本語が分かる程度の知り合いはたくさん居るので、ネイティブスピーカーでない人の使う日本語の特徴をまとめておきます。

ノンネイティブスピーカーの使う日本語文の特徴3選

1.句読点が使われていない。

これはとてもわかりやすい特徴ですね。

このレベルの人は、日本人のふりをするのは無理です。

2.短い単語で会話しがち。

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こんな感じですね。

「今日はいかがお過ごしですか?」と言う質問への返答なので、ふつうなら「今日は、仕事で出かけています。雨が降っていて、憂鬱な気分になります。」などの返事が普通かと思うのですが、短い単語で返してくるのは、「そもそも質問の意味が分かっていない」か「長文を組み立てられない」と言うことです。

3.断定形で文末が終わる。

日本語は、とても難しい言語です。

それは、使いどころによって単語が変化するからです。

あと、色々な言い方があり、どれを使っても間違いでは無いという所です。

なので、外国人が日本語を学ぶときには、断定形で学ぶことが多いようです。

「本日は、雨です。」と日本人なら言うところが、外国人は「今日は雨だ。」と使ってしまうことが多いのです。


以上のことに気をつけて見ていると、詐欺師にいち早く気付きやすくなります。

ちなみに「日本人であると言う嘘をついていたからと言って詐欺師とは限らないのでは?」という甘ちゃんな方が大半かも知れませんが、一つの嘘をついている人が複数の嘘をつく可能性と、一つも嘘を言わない人が複数の嘘をついている可能性を考えれば、一つの嘘をついている人の方が信頼性は下がると言うことは分かるかと思います。

とはいえ、相手のことを大して知りもしない時点では、「一つの嘘をついている人が複数の嘘をつく可能性」と「一つも嘘を言わない人が複数の嘘をついている可能性」は、ほぼ同じなんですけどね、ははは😅


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