安いコーヒー

 最近安いコーヒーが増えてきてはないか?
こう書くとかなり失礼な書き込みかもしれない。だが、高いコーヒーを飲むことと同じくらい価格が抑えられてるコーヒーはよく飲まれてる。何でこんなにも安いのにおいしいのか、もしくは安くてもコーヒーが飲めればホッとするのか。
 
 コーヒーといえば、わたしは飲めなかった。何でこんなにも苦い飲み物があるのか。飲んだ後にはお決まりの、うぇーという変な顔をしていた。そのくらい苦手で自分から好んで飲むことはなかった。しかし、ある時から飲み始めたのだ。今では毎日、日常のどこかで飲んでいる。人間というのはどこで何がしっくりくるかわからないものだ。
 
 苦い食べ物、辛い食べ物を欲するときは、おそらく何らかの刺激が出ているんだろう。それは無意識で、自分に戻ったときにわかることが多い。特に最近、キムチがよく食卓に並ぶ。刺激を通り越し、味が好きになってきた。このメーカーで、このくらいの白菜と唐辛子の量で、水気は少なめという感じにきている。食卓にはなくてはならないアイテムで、塩胡椒が並ぶ感覚に近くなってる。そんなアイテムを探しに行く日が増える。

 普通のことが普通でないっとありきたりな言葉だ。そもそも普通は何だってところから始まるのもありきたり。誰がこの言葉を作ったんだからも、ありきたり。ありきたりの言葉ばかりの周りで生きてると実感してる。

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