SNS影響力の正しい使い方
先日文筆家の塩谷さん(@ciotan)がツイッターで「#コロナに負けるな」企画と題して、コロナウイルスでダメージを受けているお店をリプ欄で募集されていました。
塩谷さんといえば9万人ものフォロワーがいるインフルエンサー。
彼女のリプ欄で、自社サービスを紹介できるまたとないチャンスとあって、300を超えるお店がこの企画に参加しました。(リツイート2万、いいねも3.8万を超え、大変バズっています。)
塩谷さんは、リプ欄に投稿があったお店をひとつひとつコメント付きでリツイートしたり、必要な情報やアイデアがあれば共有したり、寝る間も惜しみ困っている事業者に尽力されていました。
東京で飲食のコンサルや店舗デザインをされているヤマシタさんのnote(料理教室や通販商品の開発など、この状況下でも可能なビジネスを提案されていて要チェック)の紹介↓↓
コロナ被害にあった飲食店やホテル向けの特例助成金の情報まで探してくれたり↓↓
果ては、困っている人たちが相互相談できる場所をFacebookに作ってしまいましたぁぁぁ!!!↓↓
塩谷さん自身はお店を持っておらず直接的に大きな被害を被っているわけではないので、本当に困っている人の手伝いをするために自分の時間を割いたのだろうと思います。
優しさでできているんですか?
影響力はじぶんのために使うものではなく、他人のために使うもの
かくいう自分も、この企画に参加しました。
昨年末、金沢に開業した女性専用ホテルの先行きが不透明になったので、藁にもすがる思いでリプした結果、9,000回以上リツートされ想像を上回る反響となりました。
コロナの影響で1日1件予約があるかないかの状況なのに、リツイートされた後は、3日間で合計35件の予約が入りました。
予約が入っただけじゃなく、リプで励ましの言葉もたくさん頂き、ポキンと折れそうになった心が何とか持ちこたえられるようになりました。
ぼくじしんは塩谷さんのことを直接存じ上げていませんが、もうNYの方に足を向けて寝られません。(塩谷さんはNYで活動されています)
きっと、ぼくだけじゃなくこの企画に参加している全てのお店の方たちが同じ想いだと思います。
仮に塩谷さんがクラウドファンディングをやろうものなら、めちゃくちゃ宣伝するし(塩谷さんほどの影響力はないが)、支援もすると思います。
影響力を自分だけのものにせず、困っている人のために使うこと。影響を受けた人はその恩を忘れません。
こうして暖かい世界の輪が広がっていくのを、この企画を通して垣間見ることができました。
塩谷さん、本当にありがとうございました。
あと、コロナで被害にあっている方、必ず最後は救われると信じて今日もがんばりましょう。
Photo by Andrea Tummons on Unsplash
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしよかったらフォローしてください。