【osu!】大会に出よう
こんにちは。気付けば前回の記事が結構見られてたみたいです。お役に立てたなら嬉しいです。
今回は、初心者向けの前回から進んで、osuの大会についての話です。
osuの大会、誰でも出られます
皆さんは去年のOWC、見ましたか?自分がosuを始めてからの5年間で間違いなく1番いい試合でしたし、めっちゃ興奮しました。
もちろんOWCは世界のトップが集まる場なので非常にレベルが高いんですが、実は初心者向けの大会も盛んに行われています。大会に出るといいことがたくさんあるので、気軽に出てみませんか?
いいこと① たのしい
普段osuをやっていて、「勝ち負け」があることってそう無いと思います。たまにマルチをすることがあるかも知れませんが、全力で勝ちに行くことはないでしょう。
その点、試合に勝てればもちろん嬉しいですし、チームメイトと一緒に戦うというのは普段味わえない楽しさです。
いいこと② 得意・不得意が知れる
大会では様々なジャンル・modの譜面をやることになるので、今まで食わず嫌いしていた譜面が実は得意だったとか、こういう譜面意外と楽しいとか、逆に苦手だったとか、新しい発見があるかもしれません。
いいこと③ 英語ができるようになる(かも)
後で詳しく書きますが、osuの大会はどの国からでも出られるものがほとんどです(日本人限定のもあります)。外国人だらけの中で半強制的に英語を使うことで、結構身につきます。
いいこと④ バッジ・バナーがもらえる
優勝やtop3まで行くとこんなのが貰えたりもします。友達に自慢しよう!
大会を見つける
実際に大会に出てみたくなっても、どこから何をすればいいのかわからない人がほとんどでしょう。正直ここが一番難しいかもしれません。大会を見つけられるところは、主に2つあります。
日本人向けの小規模な大会はTwitterで告知されていることが多いです。
ただ、ツイートが流れてこなかったり、そもそもTwitterを使っていなかったり、なかなか情報を集めるのは難しいです。そこで、もっと確実な方法があります。
公式サイトのフォーラム
コミュニティ大会はほぼ全てここに投稿されているので、大会勢たちはちまちまここをチェックしています。
場所がとてもわかりにくいのですが、サイト上部の「コミュニティ」の中の「フォーラム」、さらにその中の「Tournaments」です。「トーナメント」ではありません。(そこは公式大会であるワールドカップのみ載ってます)
そのページを開くと、大量の情報で何がなんだかわからないと思うのですが、順を追って説明します。
STD … osu!standard(要は普通のosu)の大会ということです。maniaなら[o!m]とか書いてあったりします。
RollinBread's Plain Cup 3 … 大会名です。
1v1 … 1対1でやる大会です。○v○の後にTS5とかあるのは、"Team Size 5"の略で、例えば "3v3 TS5" なら、5人チームの中から各譜面3人選んでプレイするという意味です。
3k+ … ランクが3000位より低い人のみ出れます。kは1000の意味で、 "10k-100k" なら1万位から10万位です。 "Open Rank" ならランク制限はありません。
NM only … NMのみ、つまりmodが使われない大会です。これは特殊ルールなので、あまりこういう大会はありません。
他にもKR onlyとか中文とか書いてあったら、その国、その言語限定の大会ということがわかります。
別にタイトルの形式が決まっているわけではないので、その投稿を開いてみないと分からない情報もあります。
スケジュールとかも書いてあるので、1回中身をDeepLとかで翻訳して、ざっと読んでみてください。完璧じゃなくても、大体理解できればOKです。
自分のランクに合った大会を探してみてください。
エントリーする
いい感じの出れる大会が見つかったら、実際にエントリーしてみましょう。
大体上の方にRegistrationってのがあり、開くとGoogleフォームが出てきます。大会ごとに入力する項目は違うので、読みながら埋めて行ってください。
気をつける点としては、
Player ID … 自分のプロフィールページのURLの数字の部分です。(例: https://osu.ppy.sh/users/12944109 なら 12944109)
大会に参加するにはDiscordアカウントが必要です。持ってなければここから登録できます。
Badge Count … ↓ こういうのとか、マッピングコンテストとか、他のモードの大会とか、そういうので貰ったバッジはカウントしません。
Time Zone … 他の国との時差を揃えるために、osuの大会に限らず国際的なところではUTC(世界標準時)で時間を表します。日本はUTC+9なので、日本時間から9引くとUTCになります。
大会やってると9の足し算引き算がめちゃくちゃ速くなるよUTC±○で答えるパターンと、UTCで何時から何時まで空いてますか?っていうパターンがあります。
参加者の情報はスプレッドシートに載ってるので、エントリーしたら自分の名前があるか確認してください。あったらエントリー完了です。
大会の流れ
エントリーしたら、いよいよ試合です。多くの大会では予選で参加者数を絞ってから本戦に進みます。
予選
① やる時間を決めます。シートに日付と時刻が書いてあるので、どのロビーでやりたいかをDiscordにあるスケジュール用のチャンネルに投稿します。(例のごとくUTC表記なので注意)
もしこの中に無い時間にやりたければ、直接その時間を書けば別のロビーを立ててくれます。が、審判のことを考えてできるだけ早く申請しましょう。
② マッププールがシートに載ってるので練習しましょう。よく同じ曲の違う難易度を練習してたみたいな事故が起こるので、Map IDをコピーしてゲーム内で検索をかけるとその譜面しか出てこなくなります。
③ ロビーの時間になると審判から招待が来ます。設定の「フレンド以外からのプライベートメッセージをブロックします」の項目は外しておいてください。
④ 予選ではマッププールを1周回します。(たまに2周)頑張ってください。月曜日ぐらいになると予選の結果が出ます。通ってるか確認しましょう。
本戦
大体の流れは予選と同じです。
今回は最初から時間が指定されてます。都合がつかなければ、対戦相手と話し合ってリスケすることができます。その場合はスクショを添えてスケジュール用のチャンネルに投稿します。
試合では相手と交互に譜面をバン・ピックします。スムーズに試合を進めるために、ピックする譜面を先に考えておきましょう。
Bo9なら5本先取、Bo11なら6本先取で試合を進めます。双方があと1点取ったら勝ちの状態になったら、タイブレーカー譜面(5分以上、他の譜面より一回り難しい)をプレイすることになります。
多くの大会ではダブルエリミネーション方式を採用しているので、1回負けてもまだチャンスがあります。
その他
大会のスタッフはほぼ全員ボランティアでやってくれています。感謝しましょう。
このようなシートを使うことでスコアやスケジュールの管理ができます。
日本人で大会に出る人ってあまりいないので、これを読んで興味を持ってくれたら嬉しいなと思います。読んで下さりありがとうございました。