なっちょの「利他の心」が好きって話

潮 紗理菜。1997年12月26日生まれ。O型。
日向坂46 1期生、(1+)11人のうちの1人。
「日向坂の聖母」として温かくメンバーを、おひさまを包み込んでいた
彼女の卒業セレモニーが12/9(土)に無事幕を閉じた。

全坂通して、卒業セレモニー/コンサートにおける卒業メンバーの
美しさは一層増す。
それは単に、美しく素敵なドレスを纏っているからだけではなく、
本人と周りの人の心情がそうさせるのだと僕は思っている。
メンバーの人柄によって、創り出される雰囲気も違う。

卒セレ冒頭のスピーチにおいて、なっちょは沢山の人に感謝を述べた。
メンバー。運営さん。家族や親戚。おひさまにも述べてくれたが、
僕がなっちょらしさを感じたのは各スタッフへの感謝。

恐らく時間と折り合いをつけながら、ライブやラジオの各スタッフさん、
ダンスでお世話になった先生、等々々…
触れられる限り個別のお仕事名を呼んだ上で感謝を述べていた。
感謝を述べるにあたって深く、深く心遣いをする、
実になっちょらしい伝え方だった。

おひさまとして見守っていても、他者に対する慈愛の精神は
ひしひしと伝わってくる。
自分より周りの人のことを優先する、「利他の心」の美しさ。

僕が印象的だったのは、「HEY!OHISAMA!」が披露されるタイミング。
「ファンへ感謝を伝えながら盛り上がりたい」という想いがこもっていると
(勝手な解釈かもしれないが)感じた。
想いは、強く優しいパワーを持ってセレモニー全体を温かく包む。
その温かさがそのまま、涙として溢れる。僕ももちろんその1人。

きっとなっちょはこれからも
周りの人に感謝しながら、
周りの人を包み込みながら、
素敵な関係性を築き続けていくのだと思う。
その分、いやそれ以上の幸せが訪れることを願って。

いってらっしゃい。

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