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パーソナルジムやサロン、そして個人の飲食店がなくなった世界をぜひ想像してみてください。

コロナウイルスの影響で様々な事が自粛傾向にあるなかで、緊急事態宣言が出されたことにより、これからどうなってしまうのだろうと感じている方も少なくないかもしれません。

詳しいことは必ず首相官邸や厚生労働省などの専門機関から出ている一次情報に当たるということを大切にしてほしいのですが、Stay Home, Stay Safe「家にいよう、安全にいこう」をベースに、無理をしないということが大切かと思います。


どこの業界も大変なのだとおもうのですが、今日は自分が深く関わってきているトレーナーやセラピスト業界で現在大変な思いをしている方や、利用されている方に何かのヒントになれば、と思い書いています。


あ、自己紹介が遅れました。森部といいます。

僕ももともとアメリカ各地でアスレチックトレーナーというスポーツ選手をサポートする仕事をしていて、帰国後はボディーワーカー・セラピストとして東京でパーソナルサロンをはじめ、その後は法人化して現在は同じようなトレーナー、セラピスト、治療家といったひとり事業主の方々にひとりサロンの育て方をお伝えしています。


前述の通り、もうどの業界も誰もが大変なのだと思いますが、自分が普段接している同業者の多くは個人で活動しているトレーナーやセラピスト、治療家という方々なので、その方たちがこの時にできるであろう対応策

そしてそれらのお店を1度でも利用したことがある方にお願いしたいことを書いていこうと思います。


とはいえ、ここに書いていることが全ての人に受け入れられるようなものでもないだろうし、「そんなことは無理だ!何考えているんだ!」なんていう声もあるかもしれません。

「それをやってうまく行かなかったらどうするんだ!」

「それをやって今は良くてもあとどうするんだ!」とかも含めて。


そういうことを言いそうだなー、とかとりあえず何か言いたい方はどうぞここで一度このページを閉じてください。


ここでお話をお伝えしたいのは、これからも個人ジムやサロンを利用していきたい、このお店に頑張ってほしい、でも自分には何ができるのだろうと思っているクライアントの方々

今まで来てくださっているクライアント・お客様のためにも今できることはなんでもやって、この局面をまずは乗り越えていきたいという個人ジムやサロンのオーナーの方を対象にしていますので、その点はご了承ください。


絶対にうまくいくかなんてわからないですよ、そりゃ。

でも今のままだったら絶対にもう終わるでしょ?続けられないでしょ?

だったら、できることを最後まで探してあがいてみましょうよ、自分のセーフティーゾーンにとどまるのではなくて、必死になにか活路を見出すくらいになにかをやってみましょうよ、っていうお誘いです。

だから、うまく行けば「良かったですね、頑張りましたね」というだけだし、うまく行かなかったとしても、僕に責任を求められても困りますのであしからず。


いわゆる大手のチェーン系列のジムとかサロン、またはスタッフを多く入れている所は一旦おいておきます、そういった会社は他事業展開していたり、他にも良くも悪くも色々な要素がありすぎて話の幅が広すぎるので…


ここではいわゆる「個人でおこなっているような、スタッフもオーナーのみ、またはせいぜい2-3人程度の小規模の所」という前提でお話をしていきます。

いわゆる「フリー」のインストラクターやトレーナーさんたちも読んでおくと今後の活動について真剣に考えるきっかけになるのではないかと思います。

そういったお店を使ったことがある方にお願いを先に書きます。その後にその理由をつづけます。


個人店を利用している、利用したことがある方にお願いしたいこと

個人店を利用している方・利用したことがある方で月額制で現在進行系でい利用されている方へのメッセージと、そうではなくて都度払いの形でご利用されている方へのお願いです。

月額制で利用しているかたへ

もし、あなたが利用している個人店が月額制であるのであれば休会や退会するのをちょっと待っていただけませんか?

いや、もちろん無理にとは言いません。

もしも、「明日からの生活がこっちだって成り立たないんだからそんな余裕ないよ!」という方はいますぐに休会・退会届を出して今の状況を乗り切っていきましょう。あなたが利用しているお店も快く対応してくれると思います。何よりあなた自身を守る、ということを大切にしてくだしさい。

そして、コロナが落ち着いた時、またぜひ身体を動かしたりケアをするために同じ所や(もう無くなっているかもしれませんが)、新たな場所でご自身の健康のために時間を使うようにしてくださいね。


でも、もしも「確かに不安な状況があるにはあるけど、明日にも路頭に迷うというわけではないし、今までお世話になってきたからな」というような想いがある方はぜひ、本当に身勝手なお願いでしかないのですが、休会・退会届をちょっとまっていただきたいのです。

個人店なんて、驚くほど脆弱な経済的体力なので、吹けば飛ぶような状態です。(理由は後述)


だから、今ちょっとでも「騒動が落ち着いたらまた身体動かしたいな」とか「身体のケアをお願いしたいな」と思っていらっしゃって、状況に不安はあり、余裕があるわけではないかもしれないけれど、切羽詰まっている状況でもないという方はちょっとだけ待ってほしいのです。

なぜなら、その個人店は騒動が落ち着いたときにはもう無くなっている見通しのほうが圧倒的に高いから。


そうなると、せっかく身体を動かしたり、ケアしたりする習慣ができてきたのに、頼りになる人を見つけられたのにまた一から探し始めなければいけなくなっちゃいます。

「近所に大手のジムがあるから、そっちに行けばいいかな。設備も充実しているし」

と考える方もいらっしゃるでしょう。

それも一つの手段だと思います。個人でやっているところよりもずっとオペレーションはしっかりしていますし、設備も充実しています。

ただ、個人のジムやサロンに求めていたことが大手のジムで提供されるかどうかとなるとそれはまた別なので、あなたが求めていることがきっちりあっている所であれば結果的にそのほうが良いと思います。


でも、やっぱり「大手だと自分が求めていることと違うな」とか「やっぱりこの人に見てもらいたいから」という方は、ちょっとだけ時間をください。


そうなんです、いま個人店に必要なのは「時間」なのです。


あなたの休会や退会を1ヶ月、、、2ヶ月と待っていただいけるとしたら、、、その間に色々と準備をすることができます。

政策金融公庫やその他からこの危機を乗り越えていくための融資・貸付などの情報が出てきていて、その申請をしている人も多いです。ただいつもよりプロセスが早いとはいえ、それでも量がいつもよりもずっと多いからだんだんと時間がかかるようになっています。

(もちろん、ジム・サロンオーナーの方は申請や申請の為の準備していますよね?)


いや、そうなんです、この「可能なら休会や退会は待っていただけませんか?」なんてこれは本来はお願いするようなことではないのです。お願いしては行けないようなことです。

経営者側の落ち度ですから。


そして、口が裂けてもジムのオーナーからは言わないと思います。(そりゃそうですよね)


だけど個人でジムやサロンをやっているトレーナーやセラピストというのは、経営なんてわからないんです。


技術と知識を磨いて目の前のクライアントに尽くすことが、プロとしての役割でありそれが自分の喜び、ということだけでやってきて、普通の人達よりもちょっとだけ熱量が高いような人たち、、、それが独立・開業して個人ジムやサロンを開いている人たちなんです。

そのためにいろいろな犠牲も払ってきています。一生懸命です。情熱もあります。


だけど、惜しむらくはいままでお金の勉強なんてしてこなかった。

そんなものは必要ない、お金の話をする奴は未熟者で、悪だ、みたいに言われてしまう業界なんです。

(でも実際、生活ができないくらい薄給だったり、売上が立たない人のほうが圧倒的に多いのだから、おかしいですよね、それって)


でも今回のことで本当に骨身に染みたと思うのです。


なぜ、お金のこともきちんと考えておかなければいけないのか。

売上をきちんと立てるためにやるべきことをやらなければいけないのか。


それはひいては、お客様を守るためだ、ということを


だけど、それを今言っても仕方がありません。

だから、だから、、、


「しょうがねーなー」と思っていただけて、余裕がある方はその手に持っている休会・退会届を少しだけ待っていただき「育ててやっている」と思っていただけたら、、、

繰り返しになりますが、もちろん無理にとは言いませんし、「知らんがな」というのもごもっともです。

でも頭の片隅に入れておいていただけたら嬉しいです。


「大丈夫?しばらく様子見で休みでも休会とか退会しないから頑張ってね」なんて言う言葉をかけて頂けるようなことがあれば、もう涙します。


この状態が少しずつ落ち着いていって光が見え始めたとき、コロナ前と同じ世界ではないかもしれません。

だけど、ここで少しでも時間をくださった方々へは、そのジムやサロンのオーナーは一生の恩義を感じ、全力でお返しをさせていただくことになると思います。(そうですよね!?ねっ!?)


ちなみに私も、個人で何十年とやられている合気道の道場に通って4年ほどになりますが、今回のコロナウイルスの影響で道場は早々にクローズになっています。

それに対して休会も退会も、月会費の返還を求めるつもりはありません。お返しします、と言われてもお断りするつもりです。


なぜなら、その場所がこの局面を乗り越えて存続していてほしいから。

そこは自分にとっても大切な場所だから


コロナの影響で起こっている個人店の悲惨な状況

はっきり言って壊滅状態です。自粛ムードが広がり始めた3月頭くらいからほんの数週間程度ですでに廃業をしているところもたくさんあります。

そりゃそうですよね、見通しが立たないのだから。


月会費制で行っているところは、会員数が増えれば毎月決まった額が売上として入ってくるので、人数さえ増えればある程度は安定してきます。

ただ、前述のようにこういった状況で会員数が減ると、他の対策をきちんと考えてやってきていなかったところはあっという間に潰れます。

会員数を増やしてやっていかなければ行けないスタイルのジムやサロンはそれなりの設備投資や家賃のようなランニングコストがたくさんかかるから。


そして、それよりも悲惨になりやすいのは、前払いではなくサービスを利用後に都度払いにしている、というところです。

実際、個人店はこういったスタイルのほうが多いと思います。


なぜか

「みんながそうだから」。


だけどそれだと内部留保をつくるのは個人店では至難の業。

というよりできない。

だって、個人のセッションなんて1時間のセッションを5000−6000円で行っているところがほとんど。

それだと、1日にバチバチ予約が入っていたってせいぜい8−10本。

でもこれを毎日そのペースで続けられるくらい集客することも大変だし、仮に毎日そのペースで来られたら確実に提供している側が身体を壊します。

それで、それだけやったところで、そういった単価設定だと1日の売上がいいところ4−5万円です。

そこからオフィス家賃や諸経費(光熱費、電話・インターネットの通信量、交通費、人件費、仕入れ (勉強代含む)など)を引いていったら手元に残るのなんて一日あたり1−2万円がいいところ。


あ、これはバチバチに予約が入っていて、ですからね。ならしたらおそらくその3−4割程度。

そうなると1日の売上なんて10000−15000円くらいで、諸経費を引いたら、、、もう、、、ね、、、


「こういったやり方だとこういった状況の時にこらえていくことができないよ」ということはずっと言ってきていたけど

「自分のところは大丈夫」
「いや、そんなやり方他のところはやってないから」

というような謎理論で聞かないままに来てしまっている所が残念ながらものすごく多いのです。。


正直言うと、個人店はもっと早くに緊急事態宣言を受ける前に閉めるべきでした。本当にクライアントのことを考えているのであれば。

だって、これだけの危険性があるものなのだから。


だけど、オープンしていた。


なぜか。


ひとつは、今ほどコロナウイルスの脅威がしっかり伝わっていなかったというところもあります。簡単に言えばもっと早く、あっさり終息すると思っていた。

甘く見ていたんですね、これは自分もそうでした。でも今はそういった時ではありません。全力でStay Home , Stay Safe.

あなたを、そしてあなたの大切な人を守るため。


でもそういった状況が忍び寄っていても、オープンし続けていた理由の本当の所は自分のところの経営が成り立たなくなるからではないでしょうか。


いろいろな事情があると思います。

自分の生活、家族を路頭に迷わすわけには行かない、来てくださるクライアントの方々にこの場所を必要としていただいている、、、スタッフの生活がある、、、などなど

だけど、経済的に余裕があったなら、早々にクローズしてみんなの安全を守る選択をしていたとおもうのです。これだけ情熱とプロフェッショナルな気持ちと愛情をもってお店をやっている人たちだから。


だけど経済的な課題が眼前に、突然現れてしまったら何をしていいのかわからなくなるのが、当然だと思います。

難しいですよね。

何が本当に正解なのか、というのはその人が見ている世界によって異なると思います。

だから今までがどうこう、というよりも今どのようにこの時間を乗り越えて、次につなげていくか、ということが大切だとおもうのです。


では、都度払いでやってきた個人店はいま何をしたらいいのか?


とりあえず都度払いでやってきた個人店が必要なのはキャッシュです。

(まぁこれは誰もが一緒なのですが、、、)

なんの保証もない個人事業主というスタイルを選んでキャッシュもなかったらもうそれで終わりです。


個人店としてやってきていて、お客様との信頼度も大きいのであればやれることのひとつは

・オンラインでのレッスンなどの提供

これはすでにやっている方もいますね。


あとは

・何回分かのまとめ払い


簡単に言えばチケットや回数券というような形です。


チケットや回数券というのは、間違った使い方をしているジム・サロンオーナーが多すぎてあまり良い印象を持っていない人も多いのですが、これは本来「お得だから受けてね」と言ってやるものではないのです。

本来は、「あなたの望む結果をより確実に、よりよい状態でだしていくために長い関係性を構築していく機会をください」というもの。


この両方を組み合わせて提示していくこともひとつです。


本当は、チケットや回数券という形だけでなく、もう少しきちんとしたパッケージ組をしていく必要があるけれど今はそういったことを細かくお伝えしても意味がないとおもうので、とりあえず良い関係性を持っている方にお願いをしてみること。


他にはオンラインで提供できるものをつくり、それを届ける形を少しでも早くつくりあげてご提案すること。


「なんだそんなことか、もうそんなのやっているよ」という方もいるかも知れません。


でも「やり尽くしていますか?」

もっと他にやれることってないかな、って顧客リストをみながら必死に脳みそに汗をかいてみてください。

どういったことを提案したら、この顧客の悩みを解決できるかな、って。そしてそれを提案してみてください。


それをやるのが面倒だったら、今すぐ潰れちゃったほうがいい。

顧客に真剣に向き合えないようなところは遅かれ早かれなくなるものだから。



簡単にいえば

「やれることは全部やれ、止まっている暇はない」

「頭下げられるところには全部さげろ」っていうことです。


そんなやり方は通用しない?

なんでこんなことを書いているか、というとこういったやり方で時間を稼ぐことができるからです。

もちろん、これは余裕がある方と理解をしてくださる方、そして手を差し伸べてくださる方がいるから成り立つことです。

でも自分はそのやり方を行っていくことで1年半ほどの時間をもらえました。


それは妻が乳がんと診断された時です。


その時、娘は1歳半。そして個人事業主から法人化してスタートする1週間前というタイミング。


予定は全部白紙になりました。

妻はすぐに治療を開始で、その治療は本当に変わってあげられるものなら、変わりたいというくらいにキツイものだったので、家でずっとそばにいる生活になりました。

娘も1歳半なので事情もよくわかっていない、お母さんに甘えたいけれどお母さんはしんどそうにずっと寝ているような状況です。

だけど、実際問題、仕事をしなければお金が入ってきません。そうすると生活ができません。


でも外に出ることはできない。

同時に、売上を落とすようなことがあればそれは後々、病気が回復しても妻の心に影を落とすことになります。

その結果、何をやったらいいかと考えて形にしたのが、上でお伝えしているようなことです。


もちろん、その時は今のように世界中が危機に瀕していたわけではありませんから、全てが同じとはいえません。

だけど、同時にあの頃と違うのは、これは世界中の危機だからこそ政府も力を貸してくれるところがあります。

またインターネットなどの発達もあり多くのことが可能になりました。


だから全てが同じようにとは言えないかもしれないけれど、やれることは必ずあります。


多くの方に助けていただいたおかげで、妻は全快し、ガンだったとは思えないくらい今はとても元気です。娘もすくすくと成長しています。


そういった形にすることができたのは、多くの方のサポートもあり、前述することを行ったことで「時間を稼ぐ」ことができたから、いまも一緒に笑って暮らすことができています。


飲食店もいっしょ

あなたには馴染みの個人がやっている飲食店はありますか?

そのお店もいま、窮地に立っています。

そしてそのお店が無くなってしまったら悲しいですよね。


トレーナーやセラピスト業というのは、仕入れがないし腐るものもないけれど、飲食店はオープンしているためには食材が必要だし、だけど腐ってしまい廃棄せざるを得ないようなものもあります。


でもこれも、先々の売上が立っていることがわかれば、今は思い切ってお店を閉めることだってできる。


だから、前売り券を用意しておいたらいいとおもうのです。

「いまはお店でゆっくり食事を楽しむことも難しいかもしれません。だから落ち着いたらまたぜひ来てください」

ということを伝えながら。


喜ぶお客さん、きっとたくさんいると思います。

あなたが個人で切り開いてきたお店に来てくださっている方々なら。


もちろん全員が全員ではないでしょう。

だけど、そういうアクションを求めている人も多いはずです。


僕がそのひとりですから。


とりあえず、僕は馴染みのお店がそういうことをやってはいなかったのですが、いつも行く時に使う金額の3回分くらい前払いをさせて貰いたい、というお話をしにいきました。

やっぱりそういう場所がなくなるのは寂しいですから。


すでにクラウドファンディングでそういった試みを行っているところもあるようですね。

クラウドファンディングでなくても、馴染みのお客さんの連絡先があるのであれば、事情を伝えてメールやはがきを送ったりとコンタクトをとってみるというのも大切なことだと思います。


またあなたが利用者の立場であれば、ジムやサロンでも同じように前払いしておこうか?なんていう声掛けをしてもらえたらとても喜ぶところはたくさんあると思います。

繰り返しになりますが、これらは本来はジムやサロン側のオーナーが、きちんと形をつくってお客様にとってメリットとなるように組み込んで置かなければならないことではあるので、その点は個人ジムやサロンを行っている人は深く反省していくべきところであります。

ただ、こういった声かけやがあれば助かることも事実ですから、自分たちからも今からでもお客様のメリットとなるように、連絡を個々にいれていくというようなこと、さらけ出してお伝えしていくことも大切だと思います。

個人のお店なのですから。


恥もプライドも捨てて、やれるべきことを全部やりましょうよ。がむしゃらに。

お客様に迷惑はかけられないって?

もうかけてるよ。だからやろうよ、やれることを。

公的機関の利用も忘れずに

もちろん、公的機関の利用も忘れないようにしてください。

それらを利用することもなく、既存クライアントのみなさんの善意に甘えるだけ、なんていうことはないようにしてくださいね。


コロナウイルス感染症関連の相談窓口及び融資制度など(日本政策金融公庫)

コロナウイルス感染症関連の支援策(経済産業省)

生活福祉資金貸付制度(厚生労働省)

新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金(委託を受けて個人で仕事をする方向け)(厚生労働省)


その他、銀行や信金などでも色々と支援を出しています。


他にも以下の情報が出ているので、しっかりと自分自身で情報を追っていきましょう。




正解なんか誰にもわからない

今はみんなしんどい所かもしれません。

何が正解か、なんてはっきり言ってわからないというのが唯一の正解かもしれません。

だって全人類がはじめて経験していることだから。(エッセンシャルワーカー(第一線で働いている人・社会インフラを守る人以外は極力家にいる、ということは当然としておきながら)


だからこそ、公的なもので利用できるものは利用し、誰かをちょっとだけでもサポートできる人はサポートしあえたらいいな、と。

無理をする必要もありません。まずは守るべきは自分自身、そして自分の一番そばにいる大切な人たち。

それでもちょっと余力があるな、という人たちは自分の身近な所からサポートの手を差し伸べることができたら、とおもうのです。


今回このエントリーで書いたのはたまたま、僕が多くの時間を費やしてきたトレーナーやセラピスト業界のひとり事業主の人たちに焦点をあてたものになりますが、根本はどこも一緒だとおもうのです。


自分と自分のそばの大切な人たちを守れているなかで、ちょっとだけゆとりがあるのなら、周りの人に分け与える事ができるものがあれば、ちょっとだけわけあたえていく。

そんな優しさが広がる時なのかな、って。


いまそのゆとりがある人もいれば、ない人もいる。

ちょっと予想していたよりも長いマラソンが続くような状況になりそうだけど、少しずつでもやれることが増えてきた時に、また少し分け与える余裕が出てきた人たちはそれを分け与え、受け取った人たちはその恩を返せるときに返していく。

そんな連鎖を起こしていく時なのかな、と思います。


無理はしなくていい。

家にいていい。

ちょっとだけできることがあるなら、してみる。


そんな時間。


アメリカで過ごしていた時期以外は、東京で生活しているのですが、東京は自分が子供の頃に比べて大いに魅力がなくなったな、っておもうのです。

だってもう個人のお店が存続できないから。

それくらいに家賃に代表される諸経費がベラボーに高い。

結果として東京って何でもあって、なんにもないようになったな、って。

企業が運営するサービスがあり多くのものを満たしてくれるなかで、個人のお店も共存しているからこそ、その街の魅力が生まれるのだと思っています。


今回のことは東京だけではなくて、日本全体、いや世界全体の問題。


そんななか、個人のお店を利用してくださっているみなさん、ありがとうございます。

これからも見守り、ひとり事業主を育てていってください。

必ず、その御恩は返して行ってくれる人たちだから。


ひとり事業主、一緒に頑張ろう。

いま、この瞬間も、今までの世の中を取り戻そう、必死にこの世の中をより良くしようと最前線で戦ってくれている人たちがいるから。


いつもありがとうございます!頂いたサポートはより良いアウトプットをしていくための様々なインプットに使わせていただきます!