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刑事コロンボの時代とドラマのリズム

この元記事は2021年7月11日に投稿したもので、Huluにお試しで加入して調べたけれども吹き替え版しかないと思い込んでいたんですけれども。

とりあえずお試しで入ったんだから最後までは見ようと思って何話ぐらいかを見ていたのです。

閲覧履歴を確認すると、どうも「黒のエチュード」までは日本語で見たようです。「二枚のドガの絵」は改めて英語版で見直したんですがね。

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そういうことで、投稿タイトルと記事内容を一部修正しました。(ここまで2021年7月17日追記)

最近のアメリカの刑事ドラマなどは、スピーディーな展開のエピソードが多いです。そんな中、昔懐かしい刑事コロンボのが見たくなりました。

刑事コロンボ

刑事コロンボは1968年にスタートした刑事ドラマ。

倒叙法と呼ばれる、最初に犯人や(ほとんどのエピソードにおいて)殺人の手法まで明らかにされています。

最初に明らかになった犯人が犯した事件の細かい矛盾を一つ一つ突きながらコロンボ警部の心理戦で展開されます。

他の刑事ものと違って、チームでの活躍やアクション、カーチェイスなどはありませんし、細かいカット割りをつなぐ緊迫した展開もありません。

刑事コロンボはシャーロック・ホームズのように鋭い洞察力で事件をあっという間に解決するわけでもなく、泥臭い捜査の積み重ねで真相に迫っていくタイプの物語です。

これが名作であるのは間違いないんですが、ビデオレンタルもなくなっており、ブルーレイ買うのもそれなりの値段がします。

ということで、ストリーミングで探してみたら、HuluとU-NEXTで刑事コロンボをやっているのを見つけてHuluでお試しでやってみたのですが、なんと吹き替え版しかなかったですね。

刑事コロンボ:Huluは日英版はあるが英語字幕はなし

「物語を楽しむだけなら吹き替え版でも問題ないんですが」と最初書いていたのですが、本投稿の冒頭に追記したようにHuluでも日本語吹き替え版と英語音声+日本語字幕版がありました。

ここまでサービスあるなら御の字なのですが、もう一声で、できれば英語字幕もサービスが欲しかったところですね。

U-NEXTの刑事コロンボも字幕なし?

こちらは調べ切れていないんですが、Huluでも提供されている英語音声+日本語字幕がないっていうことはないでしょう。

あとは刑事コロンボ以外のタイトルで、U-NEXTかHuluを取るかの選択になるかと思います。

ゆっくりとした展開は刑事ものでも特徴的でしょうか

刑事コロンボも刑事もので、彼は殺人課の刑事ですから必ず人がなくなるんですが、あまり露骨なシーンがないのは古き良き時代の製作だからということでしょうか。

メンタリストなどのように一話完結の事件の裏にレッド・ジョンとの確執があって、少しずつその謎に迫るといった、そういう「通奏低音」的な展開もなく、とことん、コロンボ対犯人の対決で話が展開していきます。

この一話完結の裏でバックグラウンドのストーリーが流れている、という話の作り方がいつごろから流行りになったか分かりませんが、少なくとも刑事コロンボではそういった展開はないようです。

ちなみに記事トップの画像は、コロンボシリーズ第1話「殺人処方箋」の一場面なのですが、ロサンジェルスの撮影スタジオという設定なんですが、なぜか着物を着た日本女性やら中東風の服を着た人が出てきます。

これ、なんの撮影場面だったんでしょうかね?さすがに当たれる資料も限られているので、ちょっと分かりませんでした。

とりあえずトライアルの2週間、ものがたりだけでも楽しむことにいたしましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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