見出し画像

「なごり雪」で遊んでみた。

僕の住む札幌は、交通やら物流やら止まってしまったくらい記録的なすごい雪でございます。
東京でも、まもなく雪予報のようですね。

東京で見る雪はこれが最後ね

…では全然ないくらいにまだまだ春は遠くはありますが^^、この曲で音楽遊びしてみました。
ということで、YouTube「動画」を貼り付けていますが、今回は見るよりも「音楽を聴いていただきたい」という思いなもので、基本「静止画」でお送りしております。
暇つぶしのお供に、よろしければお聴きいただけますと嬉しいです*

…ぅむ、我ながら、なかなかにテンション上がる出来なのではなかろうか(自画自賛w)

***

以前にもリクエストと称して迷惑千万けしかけたことがあったんですがf^^; なんだかんだ僕は「なごり雪」の曲が好きなようで。
てゆうか、「木綿のハンカチーフ」とか昭和臭のするフォークな風情みたいのが好きだったりして。

そんでもって、僕自身はバンドマンだったこともあり、90年代J-POPの括りに入れられる前の「粗雑な日本のバンドブームの音」みたいなところで育ってきたので、そんなサウンドが感性に染みついておりまして。

だもんで、こんなアレンジの「なごり雪」になったのでした。
僕的にはこんな感じが気持ちいいロックな音ですが、皆様的には如何なもんでしょうかね?

さて、僕が「音楽は趣味」と線引いて仕事にしなかったのは、「音楽に仕事として向き合って、嫌いになりたくない」という思いが、きっとたぶんどこかにあったからなんだろうなと思います。
音楽は「楽しむもの」として、置いておきたかった。
なので、音楽における「発信する側の感性」みたいなものは、音楽活動を趣味として据え置いた20年前の時点で止まったのではなかろうか、仕事として音楽はやってこなかったからそういう音楽目線って持ってないな、と折に触れ懐古する次第なのでした。

そんなわけで、仕事としてじゃなく最近また音楽制作を「楽しむ」ようになってからは、「20年前時点からの引き続き」をやっているような感じだったりして、

やりたいことや、やれてなかったことを、ここから形にして残していこう

という、どっか遺品整理みたいな感覚で音楽と向き合っているなぁと思います笑
20年前も似たような気概ではあったんだけど、まだ未来に果てを感じない若さだったからね笑

ま、そんな中での今回「なごり雪」。

この曲は数年前に、僕自身のイベント企画での即興バンド用にアレンジ作ってライブしたんだけど、企画ものとして軽くつくったわりに昭和フォーキーな曲のロックアレンジってのがなかなか心地よくて、ずっとちゃんとまとめたく引っかかって残ってたので、今一度ちゃんと形にしようと、今回まとめてみた次第でした。
ということで、発想のベースにあるのは「ロックバンド」。

運良く、その時のボーカリストが歌ったアレンジ用歌トラックとかが残ってたので、「これは再活用できる」とデータ見つけたのを機にスイッチが入りました。企画とはいえ「バンドの音にするなら、この人」って思うような声やパフォーマンスのボーカルだったので、ここぞと「アレンジ・制作したい欲」が掻き立てられた。
…何より僕が歌ってしまうと残念なものになるので笑、その不安要素ナシに曲がいじれるというノンストレスで楽しんでできました^^

もともと僕はドラマーなので、ギターはなんちゃってでしか弾けないんですが、アレンジしたいイメージは「ギターバンド」だったので、頑張って弾いてみたのでした。ギターと歌って特に、生じゃないと打ち込み感がすごく出てチープになってしまうのでね。カラオケのオケ伴奏みたいに。

「ここではこのギターを使おう」
「ここはこういう音にして、こう重ねよう」
とか、イメージしてアンサンブルを考えるのが楽しい。しかし、音作りは難しい。弾き方のニュアンスとかは、もっと難しい。
なるほど、その道の専門家やスペシャリストってやはり特別なんだなと再認識しながら、それでもそれなりに聞こえるように頑張ってまとめてみた。

ギターは「レスポール系とストラト系とで2人ギターがいて、それぞれのパートはこう弾いてもらおう」みたいなシミュレーション(というか妄想)をしながら、実際にギターを替えて弾き分たりして考えました。ドラムも実際に体を動かして叩き、バンドのグルーブが出るようにフィーリング重視を心がけて。
アレンジのこだわりとしては「シンセを入れるのは男らしくない」という謎のロック哲学を貫きw、ギターのみでまとめたことです。しかし、「アコギはギターだから範疇」と入れてしまうあたりが、武骨さが足りない。所詮「オフロード用のランクル」じゃなく「都会派SUV」を選んでしまうような、「漢」足らずな私ですw

今回ギターロックな曲をやりたくなったのは、前回制作「夜標」がバリバリ打ち込みシンセな楽曲だったので、その反動もあるのかも知れません。

これもこれで自分の世界なんだけど。全然ちゃうやんw
今回については「楽しさとイキオイ」重視の、生のバンド演奏をイメージしてまとめてみましたので、可能な方は是非実際にバンドで演ってみてください(あまりいないと思うけどw)
そんで、もし演った際には、見てみたいので映像見せてください^^


ということで、「見なきゃ(聞かなきゃ)いけない」手間かけさせてしまう音楽記事で、めんどくさくてすいません(-人-)
お聴きいただけましたら幸いです。


読んでいただき、ありがとうございました*

最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。