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世界の貯金箱博物館(兵庫県尼崎市)

以前新聞記事で見かけた貯金箱博物館。へー珍しいなと思う反面、なんかショボそう…という予感もあり、足の向かないまま数年が過ぎてしまった。この間の休日にようやく行ってきたのだが、いい意味で期待を裏切ってくれたのでご紹介したい。

世界の貯金箱博物館は尼崎信用金庫(尼信)が運営する博物館。1984年に開館し、当時は600点ほどの貯金箱を収蔵展示していた。現在では62か国の25000点以上にまでコレクションが増えている。

これが尼信。博物館は左奥の白い建物に入っている。何の変哲もない建物だと思っていたら、中に入ってみて驚いた。展示物の数がものすごいのだ。

まず最初に、見覚えのあるキャラクターたちがお出迎え。ここは月替わりコーナーで、今月はアニメやキャラクターがテーマらしい。

職員さんが「本当はもっとたくさんあるんだけど、大々的にやると怒られちゃうんです。サン◯オとかディ◯ニーとかに…」と、大人の事情を話してくれた。新聞に載るときも、なるべくキャラクターの顔は写らないように撮影してもらってるんだとか。いろんな苦労があるのねぇ。

お次は常設コーナー。これでも氷山の一角。

1階
2階

別室もあり、とにかく数が多くて文章では説明しきれないほど。しばし写真でお楽しみください。

献金箱。これが貯金箱の始まりなんだとか
お城シリーズ
蔵シリーズ
何やら物騒な貯金箱
なんで作った?
なんか高貴なやつ

圧巻なのは2階のこの展示。なんと貯金箱で街が再現されている。

車に紛れて猫バスが…
球場もあるよ
街を見守るお巡りさん

数が多いを通り越して、おびただしい。尼信の本気を感じる。ショボそうなんて思っていてすみませんでした。

今は電子マネーが多いけれど、最近の子は貯金箱なんて使うのかな。もしかして廃れつつある文化なのかもしれない。そう思うと貴重な博物館だ。尼崎を訪れた際はぜひ見に行ってほしい。

そうそう、帰り際に記念品もいただいた。ネタバレになるので何かは秘密。行ってからのお楽しみに。

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