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今年一年を制作楽曲と共に振り返る


お久しぶりです

Rokuです。まず最初に、二個目の投稿を最後に失踪していた事、誠に申し訳ございませんでした。ここ最近、受験生として色々しなくてはならない事が多くありました。その上楽曲リリースや活動自体滞っていたため投稿を怠っておりました。今後気をつけてまいります。
さて、2023年も残り数時間となりました。本当に今年は色んな出来事がありました。そこで今回は僕の楽曲に関する事をメインに今年のビートメイカー活動を振り返っていこうと思います。

1月1日/YOAKE

まず最初、今年の年明けに、今後Lofi Hip-Hop界で大躍進を遂げる日本レーベル「Japanolofi Records」主催の最初のコンピレーションアルバム『WABI to SABI』に、僕の『YOAKE』を載せていただきました。この頃はLiveではなくLogicを使っており、この楽曲もほとんどはSpliceのサンプルと付属の音源、エフェクトを主軸に作った楽曲です。
この曲の特徴としてはメロディギターが挙げられると思われます。オクターブにかけたこのギターメロは、作曲の知識が乏しかった僕がよく愛用した手法で、今もたまにコードに対して使っています。
もう一つは、最後のdrop前の数秒の沈黙です。当初の僕はLofi楽曲における「高低差が穏やかな展開作り」に苦戦しておりました。その時、詳しくは思い出せないのですが、「作曲は意図的に無音を作れる」という事を知り実践した結果、一般的なLofiにしては変化の高低差が大きい物になるという皮肉めいた結果になりました。
ただしかし、このアルバムに参加できた事により、僕はあるチャンスを掴む事ができました。

3月18日/Solitude

来たる高校2年生の終業式、この日は僕の人生で忘れることのない日になりました。先程と同じく、「Japanolofi Records」さんから、私Roku01の初シングル『Solitude』がリリースされました!
この楽曲は『WABI to SABI』のリリース決定後、レーベルオーナーであるThirstyGirlさん(以下サスガさん)に、レーベルのdiscordサーバーに誘われた後その中の道場で3ヶ月ほどの修行を行った結果の産物がこちらになります。
やはりこの楽曲の特徴はギターコードと高音域に跨ぐメロディでしょう。まるで年老いた古時計のように緩いカッティングを刻むコードは、僕より遥かに経験も知識もあるレーベルメンバーを唸らせました。そして高音域に位置する階段のように音が落ちるメロディによって、ドラム達による優しく素直なリズムにアクセントを加える物となっています。
余談ですが、この楽曲がリリーズされる直前、僕の気持ちを綴ったツイートが投稿されています。恥ずかしいのでここには載せませんが、もしよろしければ見に行ってくださると幸いです。
そしてこの時教わった技術、知恵は今後の楽曲の質に大きな変化をもたらしました。

5月10日/A break


高校三年生として学業に勤しむ最中、別の日本レーベル「ササクレクト」さんのコンピレーションアルバム『Lonely Girl vol.3』に僕の楽曲『A break』を載せていただきました。
このアルバムは、ジャケット絵から似合う楽曲を送るという形式でした。僕はこの絵を「お祭りの待ち時間」と捉えました。5月なのに。
この楽曲の特徴は全体の音色でしょう。シンセやピアノの音色はフィルターで少し音を和らげて作っています。おそらく偶然です。あと個人的なこだわりは音数が少なっている途中の部分、ここの後ろに微かに子供の泣く声を入れています。これは
祭りとかのイベントで少なからず起きる「迷子」を表しています。JPOPみたいな音遊びを加えるのはこれが初めてです
またもや余談ですが、同じアルバムにいらっしゃるTh6nksさん、この方とのファーストコンタクトはこのコンピでした。これに収録されているお互いの曲を聞いて各々フィードバックしたのが懐かしく思えます。

7月14日/Swaying In The Sea

少し時が過ぎ7月、夏の暑さが垣間見えた日に、「Calm Waves Records」さんから僕とTAKESYさんの楽曲、『Swaying In The Sea』がリリースされました。そしてこの楽曲がおそらく初の海外レーベルからのリリースになります。
この楽曲は僕が初めて他の方と共同で作曲し、レーベルリリースした楽曲です。僕がメロディやコードのサンプルを作って、TAKESYさんがMIXを担当しました。初めての共同制作なのでとても緊張したのを覚えています。
この楽曲の特徴は、カウンターメロディやアウトロに僕が録音した物を元に作られたバイオリンが使われています。幼稚園くらいから続けてきたバイオリンがこんな風に活躍したのはやはり嬉しかったのを覚えています。今後も適度にバイオリンを使っていきたいと思います。

9月9日/Kogarashi

残暑と言われながら真夏のような暑さが続いた9月、「Japanolofi Records」さんから先ほどのTh6nkさんと共に共同制作した現在再生数1位の楽曲『Kogarashi』がリリースされました。この楽曲は先ほどのTAKESYさんと逆でTh6nkさんがサンプルの作成、僕がMIXを担当しました。制作期間はまさかの2週間ぐらいです、
皆様は短い期間の制作は出来る限りしないようにしましょう。
この楽曲の特徴はなんと言ってもベースでしょう。これはTh6nkさんが制作してくださったものなのですが、ベースが特にすごいんです。今の僕ではほぼ不可能な動くベースをいとも簡単に作っていただき、しかもピアノのコードが心地よく複雑なコードは、制作中、WAVEファイルからMIDIに変換して学ばせていただきました。
これからはSleep系統のみならずこのようなBoomBapの様な楽曲もリリースしたいです。

9月22日/Stratus

『Kogarashi』の熱意も引かぬまま迎えた9月の下旬、ルーマニアに拠点を置く大人気レーベル「Chill Space Records」から僕とTAKESYさんの二度目の楽曲、『Stratus』がリリースされました。これは僕が楽曲構成を担当しました。この時にようやく素材の味を生かす事を知りました。この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました!!!【土下座】
この楽曲の特徴は実はドラムです。この楽曲あまりメロディ的な関与はしてない分、ドラムの音色やFXに注力しました。この際、先ほど言った素材の味を生かすこと、つまり「渡されたメロディを際立たせる」事を学びました。さながら土台みたいに。何度かリテイクをして完成したこの楽曲は、結果Lonely Girlさんのオフィシャルプレイリストにも入れる様になり、成長を感じた楽曲でした。

終わりに

2023年の感想としましては、「変化と世界を知った年」だと思います。楽曲リリース以外にも、書いてはいませんがビートイベントの企画作成などにも携わることができ、色んな経験を得たな。というのが感想です。
反対に、ソロリリースの壁の高さを知りました。どれだけ自分が良いものだと思っても相手に受け入れられないことも多く、レーベルからのソロリリースも今年は結局『Solitude』のみと、当たり前ですが僕はまだ実力が低いと実感しました。
ただここ3ヶ月、少しずつ実力をつけています。それは僕の技術や経験に知識だけでなく、作曲の道具の質も上がってきてます。なので皆様、来年も僕の活動を応援して頂けると嬉しいです。
最後に来年の目標を綴って、このnoteを終わりにしたいと思います。
来年、僕は『海外レーベルから3曲、ソロリリースを決める』ことを目標に、活動してきます!!
長くなりましたが皆様、ご愛読ありがとうございました!
ではまた来年お会いしましょう、良いお年を!!

Noteに出させていただいた方々

・Japanolofi Recordsさん

https://x.com/Japanolofi_R?s=20

・Thirsty Girlさん

https://x.com/a_thirsty_girl?s=20

・TAKESYさん

https://x.com/TAKESY_Music?s=20

・Th6nkさん

https://x.com/Th6nks?s=20

・Calm Waves Recordsさん

https://x.com/calmwavesrec?s=20

・Chill Space Recordsさん

https://x.com/ChillSpace6?s=20


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