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狙った分野の午後問題をやっつけたいよPart6・・・システム戦略 広告制作業務の現状把握と改善『設問3』

#基本情報技術者試験 #平成30年 #秋期 #システム戦略

問題文が長くてうんざりだったけど、スルスルと設問3までたどり着いたよ。でもさ、設問1・2が簡単だったからさ、設問3はちょっと難しくしてる可能性あるよね。

まずは設問3の問題文を読んでみる。

あ~、なるほど。紛失事故はやっぱり痛かったのか。電子化を考え始めたのね。これがシステム戦略か、ほうほう。
でも、今回電子化するのは広告原稿だけみたいね。
で、どのタイミングで電子化しましょうかっていう候補が二つあると。
一つめが、営業から制作に渡す直前のタイミング。これを営業出口って呼んでるんだって。営業部門で電子化の処理をするんだろうね。
二つめは、制作が営業から受け取った直後のタイミング。これは制作入口って呼んでるそう。営業からは紙で届いて、それを制作部門で電子化するってことね。
正直どっちも同じじゃんって思ってしまう・・・

先にすすむ。

図3の通番4をターゲットにして検討するみたい。じゃあ図3をもう一回チェックだな。

紙広告原稿が5枚で、Webはなし。すでに作成は完了している案件だ。
で、この案件に関して、管理グループが受け取ったり、渡したりした作業などを表1にまとめたそう。その中でも項番1についての話らしい。
項番1は、この案件で、広告原稿・作成済広告・審査票の受け渡しをした件数が書かれている。全部で9件だったんだって。

受け取ったり・渡したりを9回やったってことね。そのやり取りの内訳も書いてあって、それの合計が9回ってこと。内訳それぞれの件数は秘密にしてある。この秘密の部分がカギを握っているんだね、きっと。

それで・・・

そうそう。設問3は、広告原稿の電子化をするタイミングを決めたいけどどうしようって話だった。
営業出口で電子化するか、制作入口で電子化するかを決めたいのだ。
紛失事故の原因になる手渡しを、できるだけ減らしたい。
でもゼロにはできない。
それで、どうしても残ってしまう手渡しの件数を調べた結果が、aとb。
は、営業出口で電子化をした場合の、手渡しの件数。
は、制作入口で電子化をした場合の、手渡しの件数。

じゃあまず、電子化する前の、いろいろなものの受け渡しが9件になるのかを検証してみよう。

表1だけじゃわかりにくかったので、図1を使って検証してみたよ。
赤で番号をつけたのが広告原稿で、青はそれ以外(審査票、作成済広告)。
受け渡しのタイミングとしては6回。
だけど、
 ③では広告原稿と審査票
 ⑤では広告原稿と作成済広告
 ⑥では広告原稿と作成済広告
というように2つのものを受け渡ししてるので、件数としてはその分が増えて9件になる。よしよし。

で、なんだっけ?
あ、そうそう、”広告原稿の電子化”をした後も、どうしても残ってしまう手渡しの件数を調べるんだった。営業出口で電子化をした場合の手渡しの件数(a)と、制作入口で電子化をした場合の手渡しの件数(b)ね。
もう一度、さっき番号をつけたやつを見てみよう。

赤が広告原稿で、青がそれ以外。つまり、どのタイミングで電子化しても、青の3つは手渡し確定。だから、少なくとも3以上であることは間違いないね。
あとは、営業出口でやった場合(a)と、制作入り口でやった場合(b)の違い。
aから確認していこう。
営業出口で電子化するってことは・・・

太いラインのところで電子化されるので、残ってしまう手渡しは、青の3つだけ。だから、は3だね。

次はb。
制作入口で電子化するってことは・・・

太いラインが、制作部門の入口である管理グループのほうへずれることになるよね。そうすると、青の3つに加えて、赤い番号のうち2つが電子化ゾーンからはみ出ることになる。3+2=5。は5だね。

設問3はちょっと大変だったけど、できた!

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