パウエルFRB議長 議会発言

こんばんわ、今回はアメリカのパウエルさんの議会発言についてです。

主な発言

政策運営
・金融政策は引き続き非常に緩和的であることが適切
・数週間後、テーパリングの別の議論
・(テーパリングの判断する)さらなる重要な進展はまだ先。基準を明確にするのは難しい。
・我々がやろうとしていることはある程度、すでに市場で折り込まれている

インフレ
・高インフレが「一時的」である明確な根拠はないが、そうだと信じている
・高インフレが続いても、FRBはすぐに動く必要はない
・高インフレが長続き、期待インフレを脅かすなら政策修正

雇用
・今後、雇用を妨げる要因は解消され、雇用は力強く増える
・最大雇用までの道のりは長い

住宅市場、MBS購入
・低金利が住宅価格を押し上げ。個人の需要や材料不足も影響
・住宅市場は無謀な融資で押し上げられているわけではない
・住宅市場はテーパリングやその中身を議論する際の一要素となるだろう
・住宅価格の上昇において、MBS購入は重要ではないが、要因の一つではある

「ややハト派だな」と、捉えることができると思います。
事前の想定よりハト派と受け止めが多いようで、長期金利はやや低下しました。
雇用が改善するまではテーパリングはしないみたいですが、完全雇用状態でも緩和していましたから、雇用は関係ないと思いまうね。
多分、株を下げたくないのでしょう。
緩和修正すると自国の通貨は上がりますからドル高になるので株が下がることが予想されるのでそれを避けたいのでしょう。

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