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【感想】呪術廻戦0を観てきた~「シンジさん現象」にキュンが止まらない

呪術廻戦 0観てきましたが最高でしたね!
アクションシーンがとにかくすごくて、『グレイテスト・ショーマン』の冒頭で泣いた以来の、かっこよすぎて涙が出る現象を久々に体験できました。時間が許せばあと2~3回くらい映画館で観たい。
ぜひ映画館の迫力ある大画面で見てほしい作品。
乙骨くんのこと全然知らなかったけどめっちゃ好きになった!
以下、ネタバレありの感想です。

  1. 冒頭~中盤


0巻未読、トレイラー等も一切見ずに劇場に行ったので、まず乙骨くんのイメージにギャップがあってびっくり。
(ちなみにアニメ1期は視聴済み。原作は10巻まで読了)
本編だけ読んでると、飄々とした強キャラ先輩というイメージだったので、最初は「えっ!声シンジくんなの!?」ってなりましたね(笑)

もうちょっと低い声なのかなと思ってたけど、うじうじしてるとことか繊細でやさしげなとことか、孤独を抱えてるとことか、乙骨くん自身も想像してたよりだいぶシンジくん寄りなキャラだったので、CV緒方恵美さんなのも納得。

真希さんの小学校での槍使いっぷりは惚れますね。真希さんがナイスバディすぎるのか、呪術高専の制服がエロすぎるのか、多分その両方なのかもしれないけど、真希さんが出るシーンは曲線美に釘付けでした。
真希さん周りの描写では、まったくの初見でもストーリーについていけるような配慮も感じられました。

五条先生の唇は薄めなのに終始艶めいていて、そこの描写にスタッフのこだわりを感じた。スクリーンで見る六眼はやはり美しすぎた……

棘くん好きなので、商店街の除霊では活躍が見られてうれしい。口元の呪言の文様がね。セクシーだよね。アニメ1期ではミステリアスな印象が強かったけど、乙骨くんとのバディが描かれることで、隠れたやさしさが伝わってきた気がする。
それにしても生まれつきの呪言師って、両親は子育て命がけですな……
「おかあさんのバカ!」とか言われたら知能指数が急激に落ちたりするのだろうか……

2.怒涛のクライマックス

百鬼夜行じゃなくてもはや千鬼夜行だろうが!と突っ込みたくなったけど、百鬼夜行からはずっとクライマックスって感じでしたね。
短いながら京都組の活躍もしっかり描写されていてうれしい。
原作読んでると、三輪を助けるとこで
「メカ丸~!ちょっといいとこ見せられてよかったね!」ってなります。

ナナミンもめちゃくちゃかっこよかった。
最後の瞳のアップとか、ファンサービスありがとうございます。

夏油サイドのキャラも、出番は少なめながら存在感あるキャラばっかりでしたね(笑)
菜々子と美々子は雰囲気全然違うけど、顔そっくりだから双子かな?
って思ってたら実際双子でした。初見でわからせるキャラデザすばらしい。ミゲルもあの短時間で強キャラ感めっちゃ出てた。
みんなに見せ場があってよかったです。

そして夏油VS乙骨戦では、気弱で何事も受け身だったキャラが、仲間のピンチなどで激情にかられ、急に攻めっ気全開のドSキャラに豹変するというのが性癖に刺さりすぎるという新発見がありました。自分の新たな一面が見えたよ……頼りなかった分のギャップもあり、それはもうかっこよく感じました。実際かっこよかったよね?「シンジさん現象」とでも名付けたい。

クライマックスにきて突然の里香呼び!急に呼び捨ては心臓に悪いよ!
そしてこれまでなかった命令形!子犬になりそう。自分的には
「その人は僕の恩人だ。蝶よりも花よりも丁重に扱え」
っていう台詞が特に最高。丁重に扱われてぇ!

最初はちょっと違和感あったけど、クライマックスまで見ると、
「CVは緒方さん以外ありえない!」とまで思っている自分がいました……
序盤からの変化というか、この波のあるキャラを演じきれるのすごい。

それまでは「里香ちゃん怖いよおお!」ってずっと思ってたのに、シンジさん現象後は急にかわいく見えてくる不思議。口づけシーンはすごくドキドキした……乙骨くんのキッスにより、テンションぶち上げで戦闘がんばっちゃう里香ちゃんは乙女にしか見えんかった。恋のパワーすごい。

夏油の「女たらしめ!」に対して
「失礼な。――純愛だよ」って返すのもいいよね。


夏油と五条先生の関係性もグッとくるものがありました。
あんないい笑顔で笑いあってるシーンとか、ちょいちょい回想はさまれたらもう、もう……
無音になってたけど、最後に五条先生は夏油になんて言葉をかけたのかな。乙骨くんに語ってた、「僕の親友だよ。たった1人のね」に近い言葉かなーと思ったけど。

最後は「なぜ折原里香は普通の女の子なのに特級過呪怨霊にまでなってしまったのか?」という疑問にもしっかり答えてくれたのでスッキリ。
でもこの高専の破壊っぷり、半年かそこらで復旧するのは無理なのではw

3.エンドロール以降も見逃せない

エンドロールの音楽もKing Gnuみたいでめちゃめちゃかっこいいんですよ。と思ったらKing Gnuでした。パンフに歌詞載ってたので熟読しながら聴き込みたい。非常に原作準拠な歌詞ですばらしい。

エンドロール終わってからのあのシーンもびっくりでした。
え?なんかナイロビっぽい?
と思ってたらほんとにケニアだし(笑)

乙骨くんが「肉じゃがみたいですね」とか言ってたけど、確かにケニアの料理はどこか和食っぽさを感じるところがある気がする……話がそれましたが、ミゲルは味方として再登場するのかな。結構好きになりそうなキャラだったから、アニメ2期で再登場してくれたらうれしいな。

最初から最後まで楽しめる映画だったので、これを世に送り出してくれたスタッフのみなさんに感謝です!観てない方はぜひ劇場へ!


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