【エッセイ】間違いを認めないと成長しない
投資やFXトレードにおいて
大きく稼いでいけるタイプは素直である。
投資をしていて仕手株を掴んだり
FXをしていて高値掴みをして急落したり
長く相場に携わっていれば
いわゆる【失敗】という場面に
少なからず遭遇することはあるはずだ。
こういう場面に遭遇した時に
自分の行動は正しいはずだ!
これは間違ってはいない!
という感じで間違いを認めない
間違いを認めたくないと思えば思うほど
損が膨らんでいく。
初めから完璧なんて求めないという考え方で
投資やFXに向き合わないと
大事な場面でも間違いを認めないままになる。
ニュースでも取り上げられている
大阪万博にしても当初の予算を
遥かにオーバーしている状況なのに
何かと理由を付けて予算を増やしている。
もう採算の取れる事業でもないのに
やめることも出来ない状況にしてしまったのは
お偉いさん方のプライドなのでしょう。
当初の予定より材料費が高騰したとか
工事が何かの理由で大幅に遅れているとか
工事中に何か問題だ生じたとか
どこかの段階で一旦万博開催をストップするという
検討すらしていないのだ。
借金苦で首が回らなくて
正常な判断が出来ない思考と同じだ。
開催することが大事だとか
もうここまで進んでいるのにとか
今更、延期や中止なんて出来ないとか
間違いを認めないからどんどん損失を増やしていく。
世間の興味も薄れていくし
今、世間に求められていないことを
推し進めているのは政治と同じ。
コロナワクチンを何千億円分も廃棄したり
ワクチン被害をなかなか認めなかったり
「すみませんでした」
の一言から次の行動が決まるのに
これを言わないことが正しいみたいな感じで
謝罪したり認めたりすることは混乱を招くとか
自己都合な正義にして逃げていると思う。
私は過去の薬害問題も知識としてあったので
どんなことになっても
ワクチンは打たないと決めていた。
国は接種を煽ったんだから
被害者が出ている限り、
政府はしっかりと補償をしてほしいですね。
とにかく政治家・警察・省庁のお偉いさんほど
自分の保身のために間違いを認めない傾向にある。
最近でも大手自動車メーカーのTOYOTAが
『不正』とのニュース。
私も気になったので
2種類の試験内容を確認しましたが
どちらも国の基準より厳しい基準でテストしていました。
国交省や大臣がTOYOTAに対して敵意があるのかと
勘ぐってしまうくらい屁理屈でしかない。
例えば、国の規定がこのように
『1100㎏で衝突試験をやること。』
と指定があったことに対して
『1800kgで衝突試験をやりました。』
これで不正になるのは国の基準に問題はないのか?
世間で多く乗られている乗用車は1400kg前後だと思うが
なぜ、規定より上のレベルでやったことが不正になるのか?
もし重量的な部分で本当に事故が起きて、
その自動車メーカーが
『国の規定通り1100kgでやっていますよ!』
何が悪いんですか?って言うとします
どこにも責任追及できないし、省庁も知らん顔です。
加害者を守るために基準を作るのではなく
被害が起きないための基準にすると考えれば
規定以上の試験は企業努力であり不正ではない。
そもそも型式指定制度を採用している時点で
変化に対応できない時代遅れの省庁である。
ここからは実際に身近なところで起きたことで
少し生々しくなるので
オブラートに包みながら話します。
私の友人が一昨年にある国家試験を受けました。
その国家試験には受験資格もあり
受験資格を取得するまで数年かかります。
私も国家資格は取得していますが
学歴不問で受験資格も必要なかったので
半年の勉強期間で取得できました。
人生において時間は一番重要視しているので
この時点ですごくリスクがあるんだなと感じました。
その友人は2日間にわたる試験を
コロナ真っ只中でマスク着用の体温チェックで
やっと試験場へ行ける流れだったみたいです。
その体温チェックも密集した状況で長蛇の列になり
寒い冬の時期なのにこのやり方が正しかったのかと
私は疑問に思います。
でも省庁からの通達で決まっているから
って感じなんでしょうね。
試験初日に体温チェックに引っ掛かって
試験すら受けさせてもらえない人もいたらしいです。
こんなことで簡単に受験拒否されてしまうのは
体温チェックしている係員さんは
受験までの経緯を知らないからだと思います。
言われたことを全うしているという正義
無事通過した友人は一日目の自己採点でも
十分な合格ラインだったと聞きました。
そして試験2日目にまた体温チェックがあるので
余裕を持って早めに会場に着いて待っていたみたいですが
体温チェックで並んだ際に
ひとつ前の受験者が咳き込んでいて
体調が悪そうな状態だったそうです。
その流れのまま体温チェックになって友人の番になり
体温が高いということで受験拒否になりました。
これがどういうことか分かりますか?
1日目の試験も
たったこれだけで無駄にされたということです。
当然、友人は必死に抗議して体温を測り直して見せても
もう決まったことだから・・の一点張りだったそうです。
人の人生をなんだと思っているのでしょうか?
車の免許みたいに
またすぐ簡単に受け直せるものではなく
受験は一年に一回しかないし、
一日目を通過しているのに酷すぎます。
プロスポーツの世界でも
こんな理不尽なことはあるのも事実ですが
さすがに辛かったと思います。
当然ですが、
その時にPCR検査で確認したけど陰性でした。
そんな理不尽も合格して忘れるしかないということで
去年も受験しました。
コロナ自体は以前ほど騒いではいませんが
同じように体温チェックはあると想定して
更に、事前にPCR検査を受けて証明として
持参しておくことをアドバイスしておきました。
この時は2日とも無事に通過して
試験も合格ラインを余裕で超える
自己採点だったみたいなので
合格発表まで気楽に待てたみたいです。
そして迎える合格発表当日!
しかしネットで受験番号を検索してもどこにもない。
そんなことはあり得ないとすぐ私に連絡が来ました。
友人の記憶でもマークシートミスも考えられないし
何度も何度も確認したということで
それを信じて私は自分の伝手や人脈を使って
試験結果の不服申し立てを提出しました。
最初に色々調べた段階では
国家試験の結果は覆らないということでした。
でも絶対ではなく覆ったケースもあったので
あらゆる関係者に繋いでもらって
何とか半年後に答案用紙を送ってくれることになりました。
「これで白黒はっきりする」
と一息つけると思ったのも束の間で
封筒を開けると答案用紙が一枚足りないと分かりました。
これでこちらのミスじゃないと確信できたので
とにかく残りの答案用紙を送付してくれとお願いしました。
でも頑なに渡せないとのことでした。
ここからまた半年間、弁護士とも作戦を練りながら
最終的には大きな問題にしない代わりに
再試験という形で合格にするという提案でした。
この時点でも採点ミスを認めない強気な姿勢で
逆に再試験を受けさせてあげるんだぞ!
って感じでした。
さすがの私も我慢の限界でしたが
ここまでの時間を考えると
辛抱することが友人の為だと思ったので抑えました。
なのでここでは言いますね。
再試験の対応自体も信用できないので
試験までの2か月は友人にも勉強をしてもらい
今年度の試験を受ける形で同じ日程を消化しました。
明らかに正規の受験者とは席が離れていたみたいですが
形だけの試験もしっかり合格ラインを取り無事合格となりました。
今回の再試験での結果が関係なかったのかは
知る術がないのでモヤモヤは残りますが
友人も長年の努力が報われたことで良しとしました。
ニュースでよく見るほとんど黒塗りの書類と同じで
とにかく隠すし間違いを認めない。
トップの省庁でこんなことをやっているんだから
この国が良くなることはないですよね。
改めて、自分で決断できる力
『自力』が必要なんだなと感じました。
その為の投資やFXは唯一の希望だと思うので
政治に無関心でもいいですが
『自力』をつけないと明るい未来はないと思っている。
私自身は早い段階で投資と出会ったことで
人生の選択肢が増えたので
まずはFXをきっかけに
もしくは私をきっかけに
投資を始めるのも良いと思う。
困ったら頼らなければいけない所ほど
間違いを認めないし間違いを隠すので
そういう状況になる前に行動しましょう。
あ、ちなみに
再試験の席にはもう一人いたそうです。
採点ちゃんとしてくださいよ・・・
アナタたちにとっては他人事なんでしょうけど。