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【有元利夫】絵画 / 彩色 「MAGIC」査定 買取 致します。


作品名: 遊戯の部屋:「MAGIC」
作家名: 有元 利夫
作品詳細: 1981年 リトグラフ 37.5×31cm


◎有元 利夫の芸術

有元利夫は、日本の画家として独自の芸術世界を築いた人物です。彼の作品は、洋画でも日本画でもない独特の幻想的な表現世界で知られています。有元利夫の画風は、イタリアのフレスコ画に影響を受け、岩絵具や金箔などを取り入れた独自の油彩技法で表現されています。彼の作品には花や音楽、女神、手品、花火などのモチーフが多く用いられ、幻想的でありながら素朴な画情を持つことが特徴です。

有元利夫は、1946年に岡山県で生まれ、東京で育ちました。幼い頃から油絵に親しみ、特にゴッホに強い興味を抱いていました。彼は東京藝術大学で学び、学生時代にはイタリアを旅行し、フレスコ画に深い感銘を受けました。この経験は後の彼の画風に大きな影響を与えました。

有元利夫は、経年劣化とともに風化して新しい風合いを見せるフレスコ画の技法と、日本の仏画に共通点を見出し、これらを融合させた作品を生み出しました。彼は絵画だけでなく、塑像や木彫、陶器、版画など、多岐にわたる表現手法を試みていました。38歳で肝臓癌により亡くなるまでの短い生涯で、371点の作品を残しました。

有元利夫の代表作には「こもりく」(1975)、「花降る日」(1977)、「望郷」(1978)、「春」(1979)、「室内楽」(1980)などがあります。彼の作品は、その希少性から高い評価を受けており、現在もその芸術性は高く評価されています。

彼の作品は、彼の愛したバロック音楽の影響も受けており、その作品群は今なお多くの人々に感動を与え続けています​​​​​​。


◎有元 利夫のリトグラフ

有元利夫のリトグラフに関して、彼の作品は彼の短い生涯と共に希少性が高く、特に注目されています。彼は版画、彫刻、陶芸にも独自の才能を発揮しており、リトグラフ作品も制作していました。彼のリトグラフ作品は、彼の独特の芸術的スタイルを反映しており、彼の幻想的で繊細な感性を表現しています。
1978年には、最初の銅版画集『7つの音楽』を刊行し、『一千一秒物語』(1984年)などの銅版画集もいくつか出版しました。これらの作品は有元利夫の芸術的探求と実験的なアプローチを示しており、彼の多岐にわたる芸術性を示しています。


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