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【古茂田守介】 油彩 「静物」 査定 鑑定 買取 致します


古茂田 守介
静物
昭和30年(1955年)
キャンバスに油彩


◎ 古茂田 守介の芸術

古茂田守介(こもだ もりすけ、1918年 - 1960年)は、昭和期の洋画家であり、特に人物画と静物画で知られています。愛媛県道後村(現松山市)に生まれ、戦後の日本美術界において重要な役割を果たしました。彼は独自の色彩感覚と形態の重視により、黄土色や暗褐色、くすんだ緑色などを基調とした作品を多く制作しました​。

古茂田は東京美術学校(現東京藝術大学)で学び、その後、フランスに留学して印象派やフォーヴィズムの影響を受けました。帰国後は新制作派協会に所属し、数々の展覧会で高い評価を得ました。彼の作品には、日常の風景や静物、そして人物が描かれ、そのリアリズムと独特の感性が評価されています。

晩年、彼は結核に苦しみながらも制作を続け、アトリエにはベッドを持ち込んで絵を描き続けました。1960年に喘息の発作で亡くなりましたが、その後も彼の作品は多くの展覧会で紹介され続けています。彼の死後、火災で多くの作品が失われましたが、妻の美津子が彼の作品の修復と顕彰活動を続けました​。

彼の生誕100年を記念して、2018年には日本橋の不忍画廊や京橋のギャラリー川船、久万高原町立久万美術館、愛媛県美術館などで展覧会が開催されました。これらの展覧会では、彼のデッサンや油彩画が展示され、その芸術的な業績が再評価されました。

古茂田守介の作品は、その時代背景や彼自身の経験を反映し、深い人間性と感情を描写することで、多くの人々に感動を与え続けています。


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