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【清水登之】 油彩 「闘牛」 査定 鑑定 買取 致します


清水 登之
闘牛
キャンバスボードに油彩 23.5×32.8cm


◎ 清水 登之の芸術

清水登之(1887-1945)は、日本の洋画家で、特に戦前の日本美術界で重要な役割を果たしました。彼は栃木県出身で、画家を志すきっかけは士官学校の試験に落ちたことからでした。若い頃、アメリカに渡り、シアトルの美術学校に通いながらアラスカでの労働などで生計を立てました。ニューヨークではアート・スチューデント・リーグで学び、ケネス・ヘイズ・ミラーやジョージ・ベローズなどの影響を受けました​。

1924年から1926年にかけてフランスに滞在し、パリを中心に活動しました。この時期には色彩への関心が高まり、キュビスムやフォーヴィスムの影響を受け、新しい美術の動きを取り入れました。帰国後は独立美術協会に参加し、ヨーロッパで得た技法を基に日本の風景や農村を題材にした作品を制作しました​。

清水の作品は多様で、ニューヨーク時代の「ヨコハマ・ナイト」やフランス時代の「セーヌ河畔」などがあります。彼の作品は、静岡県立美術館や東京国立近代美術館、栃木県立美術館などに収蔵されています。また、戦争画家としても活動し、戦時中には北支戦線での絵画を制作しましたが、戦意高揚のための戦争画ではなく、現地の人々や風景を描くことに重点を置きました。

清水登之はその生涯を通じて、日本と西洋の美術を融合させ、独自の画風を確立しました。彼の作品は現在も多くの美術館で展示されており、その芸術的価値は高く評価されています。


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