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【棟方志功】 版画 / リトグラフ 「竹明妙図」査定 鑑定 買取 致します

棟方 志功(MUNAKATA Shiko)
竹明妙図
2014年 リトグラフ 35.3×45.5cm


◎ 棟方志功の芸術

棟方志功(1903年-1975年)は、日本を代表する板画家であり、独自の技法と深い宗教的思想を取り入れた作品で知られています。青森県に生まれた棟方は、伝統的な版画の枠を超えた「板画」という独自の表現形式を確立しました。この「板画」は、彼が木板の質感や木目の美しさ、墨の濃淡を最大限に活かし、自然や仏教的なテーマを表現する技法です。

棟方の芸術は、彼の人生経験や宗教的信念に強く影響を受けています。彼は彫刻家の平櫛田中から深い影響を受け、また柳宗悦らと共に民藝運動に参加することで、自らの美的感覚をさらに深めました。1936年には「二菩薩釈迦十大弟子」などの作品を制作し、仏教の教えとその精神的な価値を視覚的に表現しました​。

棟方の代表作には、「二菩薩釈迦十大弟子」や「湧然する女者達々」、「東海道棟方板画」などがあります。「二菩薩釈迦十大弟子」は、仏教の重要な人物である釈迦の弟子と二菩薩を描いた作品で、宗教的な敬意と深い精神性が感じられます。「湧然する女者達々」では、様々な表情と姿勢をした女性たちを描き、女性の内面の美しさと強さを表現しています。また、「東海道棟方板画」は、日本の東海道五十三次をモチーフにした作品で、日本の風土や文化、人々の暮らしを捉えたものです​​。

棟方志功は、1955年に第3回サンパウロ・ビエンナーレ版画部門最高賞を受賞し、1956年には第28回ヴェネチア・ビエンナーレ国際版画大賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けました。彼の作品は、国内外の多くの美術館で展示されており、今なお多くの人々に影響を与え続けています​。



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