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【川瀬巴水】木版画 「赤目千手瀧」査定 鑑定 買取 致します


川瀬 巴水
赤目千手瀧
木版 36.5×24.4cm


◎川瀬巴水の芸術

川瀬巴水(1883-1957)は、明治から昭和にかけて活躍した日本の木版画家であり、新版画運動の主要な担い手の一人です。新版画運動は、伝統的な浮世絵版画の技術を復興し、現代的な感覚を取り入れた新しい版画芸術を創造することを目指していました。

川瀬巴水は、初めは美人画を描いていましたが、伊東深水の影響を受けて風景版画に転向しました。彼のデビュー作である「塩原三部作」(1918年)は、渡辺版画店の渡辺庄三郎の支援を受けて制作され、大きな成功を収めました。これにより、巴水は新版画の風景画家としての地位を確立しました。

巴水の作品は、複雑で鮮やかな色彩が特徴であり、ひとつの作品には平均30色以上の色が使用されています。特に「巴水ブルー」と称される独特の青色が、彼の作品の魅力を一層引き立てています。また、彼の作品は時間の経過とともに和紙が柔らかくなり、色もなじんで落ち着いた風合いを持つようになります。

巴水の作品は、戦争や関東大震災で多くが失われたため、日本国内での流通が少なく、海外に多く渡っています。そのため、アメリカをはじめとする海外のコレクターにも人気があり、アップル創業者のスティーブ・ジョブズも巴水の作品を収集していました。

川瀬巴水は、全国各地を旅しながら風景を描き続け、その作品は日本の風景を叙情豊かに表現しています。彼の作品は、日本の伝統的な美意識を現代に伝える重要な役割を果たしており、現在でも多くの美術館やギャラリーで展示されています


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