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【平福百穂】 掛け軸 / 絹本・彩色 「蒼竹」査定 鑑定 買取 致します


平福 百穂
蒼竹
絹本・彩色 121.2×41.6cm 軸装


◎ 平福百穂の芸術

平福百穂(ひらふく ひゃくすい、1877年 - 1933年)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家であり、詩人としても知られています。彼は秋田県角館(現在の仙北市)に生まれ、父である画家平福穂庵から絵を学びました。1894年から四条派の画家川端玉章に師事し、1897年には東京美術学校に入学しました。

百穂は、日本画の自然主義的なアプローチを追求し、1900年には同じ志を持つ画家たちとともに無声会を結成しました。さらに、1916年には鏑木清方とともに金鈴社を設立し、より自然な表現を目指しました。彼の作品は、細やかな描写と豊かな色彩が特徴であり、特に風景画や動植物画でその才能を発揮しました。

代表作には「朝露」(1915年)、「豫譲」(1917年)、「荒磯」(1926年)などがあり、これらの作品は三の丸尚蔵館や東京国立近代美術館に所蔵されています。彼の作品は、日本国内だけでなく、イギリスやアメリカでも高く評価され、国際的な展覧会にも出品されました​。

また、百穂は詩人としても活躍し、短歌や俳句を多く詠みました。彼の詩集「寒竹」は特に有名で、彼の詩作は自然や人々の日常を描写し、その美しさを詩的に表現しています​。

平福百穂の芸術は、日本画の伝統を尊重しつつも、新しい表現を取り入れたものであり、現代の日本画家にも大きな影響を与えています。彼の作品は今なお多くの人々に愛され続け、その芸術的遺産は豊かに受け継がれています。


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