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【大沼 映夫】 油彩画 「黄色い小瓶と柘榴」 査定 鑑定 買取 致します


大沼 映夫
黄色い小瓶と柘榴
キャンバスに油彩
24.2×33.3cm



◎大沼映夫の芸術

大沼映夫(1933年 - )は、東京都出身の日本の洋画家であり、現代日本洋画界を代表する画家の一人です。父は洋画家の大沼静巌であり、幼少期から芸術に親しんで育ちました。1960年に東京藝術大学美術学部油画専攻を卒業し、大橋賞とサロン・ド・プランタン賞を受賞しました。翌年には国画会展に初出品し、国画賞を受賞しました。

1963年から1971年にかけて、オランダ政府給費留学生としてアムステルダム王立美術学校に留学し、ここでキュビズムや抽象表現の影響を受けました。その後、サンパウロ・ビエンナーレに日本代表として出品し、オステンド・ヨーロッパ賞で銀メダルを受賞するなど、国際的にも評価を受けました​。

帰国後は、愛知県立芸術大学や東京藝術大学で教鞭をとり、後進の育成にも尽力しました。1983年には東京藝術大学の教授に就任し、1995年には美術学部長も務めました。彼の作品は、一貫して人物をテーマとし、輪郭線で目や口、表情をデフォルメした手法を用いています。特に1970年代後半以降、力強く生命力に満ちた人物の顔を再構成するスタイルを確立しました​。

大沼の代表作には「ダブル・ポートレート」(1980年)があり、これは寒色と暖色をリズミカルに用いて二人の人物像を描いたものです。この作品は、彼のオランダ滞在中に学んだキュビズムやモンドリアンの抽象的様式を取り入れています。

大沼映夫は多くの個展を開催し、数々の美術展で受賞しています。1985年には第8回東郷青児美術館大賞、1988年には第6回宮本三郎記念賞を受賞しました。彼の作品は、東京国立近代美術館をはじめとする多くの美術館に収蔵されています​​。


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