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【武本春根】 油彩 「春信山々」 査定 鑑定 買取 致します


  • 作家名: 武本 春根

  • 作品名: 春信山々

  • 技法: キャンバスに油彩、45.5×38cm (F8号)


◎ 武本 春根の芸術

武本春根は1939年に大阪府で生まれた、日本の洋画家です。現在は二紀会の会員として活動しています。安井賞展、昭和会、具象絵画ビエンナーレなどで活躍する彼の作品は、重厚なマチエールと濃厚な色合いが特徴的です。

彼の絵画は、厚く塗り重ねられた絵具のテクスチャーがもたらす深みと存在感、そして濃密な色彩が織りなす風景が魅力的です。これらの技法を駆使し、現実世界の厳しさやたくましさを巧みに表現しています。武本の風景画は、力強い自然や都市の風景を描写しながらも、その中に潜むリアルな感情や現実の厳しさを捉えています。

その独特の画風と存在感は、国内外で高く評価されており、風景画の分野において特に独自の存在感を放つ存在です。二紀会をはじめ、安井賞展や昭和会、具象絵画ビエンナーレなど数々の展覧会で評価され、現代日本の洋画界で確固たる地位を築いています。

◎日本洋画界における二紀会

二紀会は、日本の洋画界において重要な存在であり、その歴史と役割は日本の美術界全体に大きな影響を与えています。1947年に岡田三郎助、梅原龍三郎、安井曾太郎、藤田嗣治など、戦前の二科会に所属していた著名な画家たちが中心となり設立されました。若い画家や彫刻家に発表の場を提供し、彼らの活動を支援することを目的としています。
戦後の混乱期において、日本の洋画界は新たな作品発表の場を求めていました。1948年に開催された「第一回二紀展」は、二紀会の初めての展覧会であり、若手作家たちにとって活動の機会となりました。それ以降、毎年開催される「二紀展」を通じて、多くの若手作家が注目を集める機会が提供され、二紀会は若手画家や彫刻家の登竜門として広く認識されるようになりました。
二紀会の主要な活動には、毎年開催される二紀展をはじめ、各地域での研究会や奨励活動が含まれます。二紀展は洋画と彫刻の作品が展示される主要な展覧会であり、入選者はその後、会員として活動する機会が提供されます。研究会では会員同士が技術や知識を共有し、作品制作に関するフィードバックを得る場となっています。また、若手作家を支援するため、奨励賞の授与やセミナーの開催など、技術向上の機会も提供しています。
武本春根は二紀会の会員として活躍している洋画家の一人であり、重厚なマチエールと濃厚な色合いで描かれる風景画で知られています。彼の作品は現実世界の厳しさとたくましさを描き出し、その独特の画風で二紀展をはじめとする展覧会で数々の賞を受賞し、国内外で高く評価されています。
このように二紀会は、日本の洋画界において新たな才能を発掘し、支援する重要な団体としての役割を果たし続けており、その存在感は今もなお、日本洋画界全体に大きな影響を与え続けています。


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