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【奥村 土牛】 色紙・彩色 「薔薇」 査定 鑑定 買取 致します


奥村 土牛
薔薇
金地色紙に彩色 27.3×24.2cm


◎ 奥村 土牛の芸術

奥村土牛(1889-1990)は、20世紀の日本画を代表する画家の一人です。彼の本名は義三で、号の「土牛」は父が寒山詩の一節から引用しました。16歳で梶田半古に師事し、その後、小林古径のもとで学びました​。

土牛の芸術は、自然や動物を題材にしたものが多く、その観察力と繊細な表現力が特徴です。彼は「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と語り、花や生き物を分け隔てなく描きました。特に、渦潮を描いた『鳴門』やしだれ桜を描いた『醍醐』などの作品は、その精緻な描写と色彩の美しさで高く評価されています​。

彼の代表作には、『胡瓜畑』(1927年)、『鴨』(1936年)、『鳴門』(1959年)、『醍醐』(1972年)などがあります。これらの作品は、写実的でありながらも、物質感や感情を巧みに捉えています。特に『鳴門』では、群青や白緑、胡粉を重ねた色彩によって渦巻く波の動きを表現し、見る者に迫力と深みを感じさせます​。

土牛はまた、多くの賞を受賞し、1947年には日本芸術院会員に推挙され、1962年には文化勲章を受章しました。彼の作品は山種美術館や奥村土牛記念美術館などで見ることができます。

土牛の作品には、西洋絵画の影響も見られます。彼はセザンヌの画集を愛好し、その影響は作品の色と線の幾何学的な組み合わせや光の表現に表れています。このように、土牛の作品は伝統的な日本画の枠を超えた独自の魅力を持っています。


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