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【棟方志功】 板画 / 木版画 「薔薇妃の柵」 査定 鑑定 買取 致します


棟方 志功
薔薇妃の柵
板画、19.4×13.3cm


◎棟方志功の板画

棟方志功(1903-1975)は、日本を代表する板画家で、その独自の技法と宗教的なテーマで世界的に高く評価されています。彼の作品は、力強い線と大胆な構図が特徴で、木板の質感や木目を活かした表現が彼の芸術の核となっています。棟方は自身の作品を「版画」ではなく「板画」と呼び、これにより伝統的な版画の枠を超えた新しい芸術形式を確立しました。

棟方の芸術の中心には仏教があり、「二菩薩釈迦十大弟子」や「華厳譜」など、仏教的なテーマを扱った作品が多く見られます。これらの作品では、仏教の教義や精神を視覚的に表現し、木版の持つ自然な美しさと墨の濃淡が、宗教的な深みを加えています。また、「湧然する女者達々」などの作品では、女性の内面の美しさや強さを力強い線で表現しており、彼の多様な表現力を示しています。

棟方はまた、民芸運動の中心人物である柳宗悦との交流を通じて、日本の伝統工芸や民俗美術への理解を深め、これが彼の作品にも反映されています。柳との深い師弟関係は、棟方の作品の質をさらに高め、彼が彫り直しを命じられても素直に応じる姿勢は、彼の真摯な芸術への取り組みを象徴しています。

棟方の作品は日本国内だけでなく、世界中で高く評価されており、ヴェネツィア・ビエンナーレでの国際版画大賞受賞を機に「世界のムナカタ」として知られるようになりました。彼の芸術は、彫刻と絵画の境界を曖昧にし、新しい視覚体験を提供し続けています​


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