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【石川寅治】 油彩 「那須髙原の秋」 査定 鑑定 買取 致します


石川 寅治
那須髙原の秋
キャンバスに油彩 P4号


◎ 石川 寅治の芸術

石川寅治(1875-1964)は、高知県出身の日本の洋画家および版画家です。彼は17歳で上京し、小山正太郎の私塾「不同舎」で西洋画を学びました。その後、1902年に太平洋画会の創設メンバーとなり、同会の展示会に作品を出品しました。石川は、アメリカやヨーロッパを旅し、各地で西洋美術を学び、その影響を受けた作品を制作しました​。

石川の作品は、風景画や女性像が中心であり、その多くが油絵と版画で表現されています。彼の代表作には、1934-1935年に制作された「裸女十種」があり、これは特に版画界で高く評価されています。このシリーズは、当時の日本における西洋画の影響を強く反映しており、装飾的な要素と平面的な構成が特徴です。このシリーズのいくつかの作品は、当時の政府から「退廃的」と見なされ、一部が没収されたこともあります​。

また、石川は戦争画家としても知られており、太平洋戦争中には南方戦線での戦闘シーンを描きました。彼の戦争画の一部はGHQによって没収され、1970年に日本に返還されました。これらの作品は、東京国立近代美術館に所蔵されています。

1947年には、太平洋画会を脱会し、示現会を創立してその代表を務めました。また、東京教育大学(現・筑波大学)で講師を務め、美術教育にも尽力しました。1953年には日本芸術院恩賜賞を受賞し、1958年には日展の監事に就任しました​。

石川寅治の作品は、国内外の多くの美術館に収蔵されており、その芸術的価値は高く評価されています。彼の多様な作風とその影響力は、今なお日本の美術界において重要な位置を占めています​。


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