【笠松紫浪】 絹本・彩色 査定 鑑定 買取 致します
笠松 紫浪(KASAMATSU Shiro)
絹本・彩色
◎ 笠松紫浪の芸術
笠松紫浪(1898年-1991年)は、日本の木版画家であり、その作品は主に風景画や花鳥画を中心に制作されました。彼は東京浅草に生まれ、13歳の時に鏑木清方のもとで日本画を学び始めました。清方のもとで学んだ伝統的な技法とともに、笠松は風景画に特化し、自然の美しさを詳細に捉えることに注力しました。
1919年に出版者渡辺庄三郎の依頼を受け、木版画のデザインを始めました。この協力関係は1940年代まで続き、笠松はこの期間に50点以上の版画を制作しました。彼の作品は、夜景や雨、雪のシーンを含む風景画が特に高く評価されています。
1950年代初頭から笠松は京都の出版社、芸艸堂(うんそうどう)と協力し、約100点の版画を制作しました。これらの作品は「新版画」のスタイルに基づいており、伝統的なテーマと現代的な要素が融合しています。同時に、笠松は「創作版画」のスタイルにも挑戦し、自らデザイン、彫刻、印刷を手がけた作品を制作しました。これらの作品は、西洋の影響を受けたよりモダンなスタイルが特徴です。
笠松の代表的な作品には、「霞む夕べ、不忍池畔」(Misty Evening at Shinobazu Pond)や「日光陽明門の雪」(Snow at Yomeimon Gate in Nikko)があります。これらの作品は、その繊細な描写と美しい色彩で広く知られています。
笠松紫浪は、その長いキャリアを通じて300点以上の作品を制作し、日本の木版画の発展に大きく貢献しました。彼の作品は、日本国内外の多くの美術館に所蔵されており、今なお多くの人々に愛されています。
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