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【中川一政】 油彩 「想い出」 査定 鑑定 買取 致します


中川 一政
椿と蜜柑
1961年 キャンバスに油彩 40.6×31.8cm


◎ 中川 一政の芸術

中川一政(1893-1991)は、日本の洋画家であり、詩人、随筆家としても知られています。東京の本郷に生まれ、幼少期から詩歌への関心を深め、10代で短歌や散文を新聞や文芸誌に発表しました。彼は独学で洋画を学び、岸田劉生が中心となって設立した草土社に参加し、その後二科会にも出品しました。

中川の作品は、豊かな色彩と力強い筆致が特徴です。彼は戦後、神奈川県真鶴町にアトリエを構え、ここで「福浦の時代」として知られる作品群を生み出しました。特に福浦の漁村や桜島、瀬戸内海などの風景を描き、その独自の様式を確立しました。また、箱根の駒ヶ岳を題材にした作品も多く手がけ、その生涯を通じて現場での制作にこだわり続けました。

彼は静物画にも力を入れ、薔薇や向日葵、椿などの花を描いた作品が多く、晩年にはこれらの画題に特に力を注ぎました。これらの作品は、中川の常に自己革新を目指す姿勢を反映しています。

1975年に文化勲章を受章し、その後も精力的に制作活動を続けました。彼の作品は多くの美術館に収蔵されており、その芸術性は今もなお高く評価されています。中川一政の芸術は、生きたタッチと感動をその場で表現するという彼の信念によって、独自の魅力を持ち続けています。


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