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【萩原英雄】 油彩「裸婦」 査定 鑑定 買取 致します


裸婦
萩原英雄
キャンバスに油彩 F8サイズ


◎ 萩原英雄の芸術

萩原英雄(はぎわら ひでお、1913年2月22日 - 2007年11月4日)は、日本の画家であり、特に油彩画と現代木版画の分野でその名を刻んだアーティストです。彼は大正2年に山梨県で生まれ、木版画家である萩原守衛の息子として、幼少期から芸術に囲まれた環境で育ちました。早い段階で自身もアーティストの道を志し、東京美術学校(現在の東京藝術大学)で油絵を学び、1938年に卒業しました。

戦前から戦後にかけて、萩原は油絵画家として活動していましたが、戦後の日本美術界における版画運動の高まりの中で次第に木版画に興味を抱くようになり、1950年代から版画制作に注力するようになります。彼の木版画は、伝統的な技法を現代的な感性で昇華させたもので、独自のカラフルで抽象的なスタイルを持ち、特に自然や動物、神話、風景などのテーマを大胆な色使いで表現することで知られています。

萩原は、現代木版画の先駆者の一人として認識されており、木版画の可能性を広げるために伝統的な技法と新しい技術を融合させ、独自の表現方法を確立しました。また、油彩画においても抽象的なスタイルが見られ、木版画と共通するカラフルで大胆な色使いが特徴的でした。

彼の才能は多くの人々に認められ、1960年にはサンパウロ・ビエンナーレでの受賞、1973年には芸術選奨文部大臣賞の受賞、そして1984年には日本芸術院賞の受賞など、その功績は国際的にも評価されました。彼の作品は国内外で展示されており、2002年には東京ステーションギャラリーで開催された「萩原英雄木版画展」が大きな注目を集めました。

晩年まで制作を続けた萩原英雄は、2007年11月4日に94歳で亡くなりました。彼の作品は、現代木版画の分野で先駆的な存在として高く評価されており、日本の美術界における重要な遺産として継承されています。彼の大胆でカラフルな木版画や油彩画は、今でも多くの人々に愛され、アートファンを魅了し続けています。


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