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【安田靫彦】 絹本・彩色 「初涼」 査定 鑑定 買取 致します


安田 靫彦
初涼
紙本・彩色 56.4×72.4cm


◎ 安田 靫彦の芸術

安田靫彦(1884年 - 1978年)は、日本の近代日本画を代表する画家で、歴史画を得意としました。東京府(現・東京都)に生まれ、小堀鞆音に師事し、1898年に門下生と共に紫紅会(後の紅児会)を結成しました。1914年には日本美術院の再興に参加し、その後も院展を中心に活動を続けました。

安田の作品は、歴史的な題材を取り上げ、その精緻な時代考証と繊細な描写が特徴です。代表作には、「夢殿」(1912年)や「黄瀬川陣」(1940-41年)、「飛鳥の春の額田王」(1964年)などがあります。「夢殿」は聖徳太子の瞑想を描いた作品で、東京国立博物館に所蔵されています。「黄瀬川陣」は源頼朝と義経の兄弟が再会する場面を描いた作品で、東京国立近代美術館に収蔵されています。「飛鳥の春の額田王」は額田王を題材にした作品で、滋賀県立近代美術館に収蔵されています​。

安田はその生涯を通じて、大和絵を基盤にしつつ、独自の歴史画スタイルを確立しました。彼の作品は、歴史的な出来事や人物を現代的な視点で再解釈し、単なる絵画としてだけでなく、歴史資料としての価値も高いとされています。また、彼は東京美術学校(現・東京芸術大学)の教授として多くの後進を育て、日本画の発展に大きく寄与しました。その功績から、文化勲章を受章し、文化功労者としても顕彰されています​。

安田靫彦の作品は、日本国内外の美術館で展示されており、その芸術的価値と歴史的意義は現在も高く評価されています。彼の作品を通じて、日本の歴史と文化を深く理解することができます​。


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