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有田焼

一人暮らしの叔母が体調を崩したと連絡があり、休診日にもかかわらず、先生から丁寧な説明を受ける。
二週間ぶりの姿は随分小さく見えた。

叔母は持ち前の商才と愛嬌で有田の窯元と懇意になって陶器屋の商売に精を出していた。
僕は子供の頃、有田からの荷物を叔父と叔母が開くのを見るのが大好だった。

帰って叔母から貰ったカップで珈琲を飲んだ。

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